高安が敗けた。そして泣いた。大相撲、九州場所。12勝3敗で、貴景勝、高安、阿炎が並んだ。三つ巴の優勝決定戦にもつれ込む。高安、「今度こそは!絶対に!優勝を!」と強く思ったに違いない。優勝は悲願であった。しかし、なんてこったい!無情にも阿炎に軍配。高安、何度も優勝に手が届きそうで、ここ一番というときに敗れる。優勝が何度も何度もすり抜けていく。相撲の神様もあったもんじゃない!と恨みたくもなるだろう。帰りの花道では、悔しくて 眼が真っ赤になっていたらしい。違う。悔しいのじゃなく、哀しかったと思う。
嗚呼。哀しいかな。慰めも、励ましも届くまい。苦労人の楽呑庵も一緒に心で泣いた。こころは、今日も大吉!
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