2021年5月28日金曜日

境内の紫陽花


 今年の梅雨入りは、早かったですね。梅雨明けも早いそうです。それでも、梅雨は 例年より数日長いそうです。梅雨と言えば、紫陽花。お寺の境内に紫陽花が咲いています。梅雨の期間中、楽しませてくれます。こころは、今日も大吉!

2021年5月26日水曜日

師範、日鵬上人第二十五回忌法要

 

 5月26日。ご師範、日鵬上人のご命日。本年は、正当の第二十五回忌にあたります。本興寺で 鵬光会のお上人の出仕により法要が執り行われました。コロナ渦中にかかわらず、たくさんの檀信徒さんが お参りされました。こころは、今日も大吉!

2021年5月25日火曜日

こぞうくんが云っているよ「やさしくねっ!」て

 

  今日は、せめて3人の人に優しくしてみよう。こころは、今日も大吉!

2021年5月24日月曜日

日曜日の出来事 ~ 雑記 3つ

 
 

 ▶ 本堂で檀家さんたちが、花立、ロウソク立て、線香立てなどの 「真鍮(しんちゅう)磨き」をされました。併せて、拭き掃除もされています。婦人会とか 役員の奥さんとかでなく、檀家さん有志で話し合ってされているようです。お盆やお彼岸など大きな寺行事の前、一年間に6回のようです。今回は、日鵬上人の命日法要に合わせてです。
 本興寺の真鍮の仏具はいつもピカピカです。



 ▶ 袴(はかま)にアイロンをかけました。女房殿がやってくれないから ではありません。自発的です。元々、袴(はかま)の襞(ひだ)は、形状記憶加工が施され、洗っても襞の折り目は残っています。でも、長年履いていると襞のラインが崩れたり無くなったりします。このサマーウールの袴、既に折り目ラインがありません。縫い付けられた折り返し部を頼りにアイロンをかけしました。糊をたっぷり効かして、何とか上手くいきました。でも、次 洗うと 元の木阿弥かもしれませんね。

 ▶地元の小学校で、運動会が執り行われていました。賑わっていました。岡山県は、緊急事態宣言のさ中。どのようなやり方をするのだろうか、などと想った。
 早く、コロナが終息することを祈るのみです。

 ▶ 午後から、つくも霊園の雑木剪定作業の手伝いをしました。くたくた。
 
 明日につづく。こころは、今日も大吉!

2021年5月22日土曜日

お疲れさま ~ 雑木林伐採作業

 

 一日、お疲れさまでした。本興寺が管理運営する「つくも霊園」。霊園に隣接する雑木林が茂り、景観が悪く 落ち葉にも困る。土地の所有者の許可を得て、雑木や竹の伐採作業をしている。先輩が主となり、山務員が交代での作業。今日が何日目の作業だか分からないが、かなり捗っている。何本伐ったかは不明だが、かなりの本数を伐ったのは間違いない。スッキリなった。
 霊園に隣接する伐採作業は、清音のお寺で散々やってきた。佐世保でもやっているのが、なんだか おもしろい。こころは、今日も大吉!
 
 写真 ~ 本興寺の先輩。書類上、お師匠様の一番弟子。本興寺近くの立派なお寺の住職。

2021年5月21日金曜日

手を振れば、いつでも応えてくれる ~ 『ふれあい菖蒲園』

 

 佐世保は、大雨の予報でしたが大した被害もなく 雨が上がりました。どこに住んでも大雨は 怖いです。良かった。
 今年は、花も果物も梅雨入りも、早いようです。清音の仲間に軽部の『ふれあい菖蒲園』の花の咲き具合を尋ねたところ、メールで写真が送ってきました。咲き始めのようですね。例年「菖蒲園まつり」が6月ですから、開花が早いといっても 咲き誇るのは これからでしょう。
 清音が故郷とは言いません。でも、22年余り生活してきました。こころの中に清音の世界があります。それは、風景だったり仲間だったり。手を振れば、いつでも手を振って 応えてくれます。こういうものに、自分自身の「心の豊かさ」を感じます。
 満開の菖蒲園を歩いてみたいなあ。こころは、今日も大吉!

2021年5月19日水曜日

厨子を新調 ~ 持仏の鬼子母神像

 

 持仏 鬼子母神像の厨子を新調した。厨子の蝶番(ちょうつがい)が不具合になった為、片方の扉が外れてしまった。何度か仏具屋さんに修理してもらったが、細かい釘を打ち直すのは強度の上で難しかったようだ。修理しては外れた。最初の蝶番取り付けが ずれていて、扉開閉の時に無理があったのだろう。今回、新調した。
 「持仏」というのは、守り本尊として居間に安置したり、身につけたりして常に信仰する仏像。私の持仏鬼子母神は、35年ほど前、最初の百日の荒修行の折、お師匠様から感得していただいたもの。35年間 お祭りしている。お陰で、何かと苦労は多いものの、それなりに僧侶として勤めていくことが出来ている。
 今回の厨子を新調したのには、感謝の想いもある。ご守護と言う 目には見えない力の存在に感謝。それと、感得してくれたお師匠様の想いにも感謝。お師匠様の命日も近い。厨子新調を機に 気持ちを改めて お祭りしていきます。こころは、今日も大吉!

2021年5月17日月曜日

視界悪し ~ 運転注意!

 

 朝から霧が濃いです。住い近くの道は、数十メートル先までしか見えません。濃いということは、地熱が高いのでしょう。気温も上がりそうですね。今日の山道運転、要注意!ライト点燈。こころは、今日も大吉!

2021年5月16日日曜日

例年より早い梅雨入り ~ 白衣襦袢の洗濯

 

 九州北部は 梅雨入りしました。例年より20日早いそうです。湿度が高いです。暑い。朝のお勤めで汗ばみます。正午からのご祈祷が済むと、白衣など湿気ています。毎日、白衣、襦袢の洗濯が欠かせません。しかし、このところ、ぐずついた天気が続き、洗濯物が乾きません。白衣の枚数を増やさなければなりませんね。
 それにしても、清音のお寺では、毎日、作業着を洗濯していたのに。ところ変わればでしょうか。でも、今から墓清掃や諸々の作業に参加するようになるでしょう。白衣襦袢の洗濯に加え、作業着の洗濯が増えます。洗濯、忙し 忙し。こころは、今日も大吉!

2021年5月14日金曜日

限りなく果物に近い野菜 ~ 庶民の食べ物、スイカ


 スイカ、ひと玉、税込み 6,480円。oh ~ ! なんと 高価!熊本県産。佐世保のデパート食料品売り場に売ってあった。熊本県の植木(地名)は、スイカの名所。時期が時期だから高価なのでしょう。スイカは庶民の、、、待てよ?! 「果物」と書くべきだろうか?「野菜」と書くべきだろうか?野菜とは思うけれど、どっちだ?今さらながら 調べてみた。
 野菜と果物の違い。野菜は、畑で採れる、1年生、葉や茎や根を食べる。果物はというと、木になる、多年生、果実のものを食べる。スイカは、ウリ科。野菜になる。でも、ご飯のおかずにしない。果物みたいに食べる。農林水産省の定義は「果実的野菜」らしい。納得できるような、出来ないような。世の中には、ハッキリ分別(ぶんべつ)出来ない事は 多々ありますよね。白黒はっきりつけると、ぎぐしゃくしますものね。グレーゾーンが必要な時もある。
 7月になれば、値段も落ち着き、庶民の食べ物になるでしょう。それまでお預け。こころは、今日も大吉!

2021年5月13日木曜日

どうしたのだろう?~ お寺のツバメ

 


 お寺の1階、旧「あさひ保育園」前の柱にツバメの巣が2つ。この間までツバメが飛び回っていた。この数日間見ていない。どうしたのだろう?昼間に外出中?それとも、駐車場が関係しているのか?気になる。こころは、今日も大吉!

2021年5月11日火曜日

「妙とは、蘇生の義なり」 ~ 再生した紫陽花の葉の芽

 


 紫陽花とイチョウの木は、とても生命力が強い植物。伐っても伐っても再生してくる。その生命力、恐るべし。
 清音からの帰郷出発の日、里美さんから「清音の紫陽花です」と赤い小さな紫陽花を頂戴した。佐世保に持ち運び、ベランダに置いていたのだが、荷物整理に明け暮れて ほったらかし。枯らしてしまった。もう駄目だろうと思いつつも、里美さんにも紫陽花にも申し訳ないと思い、紫陽花の再生能力を信じ、茎を短く切って 時々水をやっていた。ひと月ほど経った昨日の朝、葉の芽が出ているのに気付いた。今朝は、また葉が大きくなっていた。紫陽花の生命力を信じてよかった。なんだか嬉しくなってきた。
 「妙とは、蘇生の義なり」。落ち込んでも、落ち込んでも、立ち上がる。かくありたいものだ。こころは、今日も大吉!

2021年5月10日月曜日

本興寺でも、同じネタでやっています ~ 手品

 


 『あさひ保育園』の園児50名ほどが、花まつりのお釈迦様に甘茶をかけに 来寺。例年、5月8日の『花まつり法要』の日の午前中に来寺している。だが、今年は 8日が土曜日だったので、本日の来寺となった。ここで、覚えがある手品を子供たちに見せないのは、もったいない。子供たちに楽しんでもらおうと披露した。レパートリーは、清音・大覚寺で覚えた3つ。ほど良い時間で、充分に楽しんでくれた。
 子供だましのつたない手品ではあるが、子どもたちが喜んでくれるのは、清音も佐世保も変わらない。子供たちのびっくりする顔と笑い声は、実に微笑ましい。こころは、今日も大吉!

 
 余談 1 ~ 「あさひ保育園」は、一昨年の5月まで本興寺の1階にあった。一昨年の5月、お寺の近くに新しい立派なビルを建てて、移転している。
 余談 2 ~ 私の女房殿は、昔、「あさひ保育園」の保育士をしていた。

2021年5月9日日曜日

お寺参りは、「見、聞、触、知」が出来る ~ 花まつり


 『花祭り法要』が執り行われました。想っていたより多いお参りだったようです。法要後のお説教もほど良い時間でまとまりました。
 お寺参りは良いものです。ご本尊を「見」、読経や太鼓、祈祷木剣の音を「聞き」、お釈迦様に甘茶をかけて間接的に「触り」、お説教を聴いてお経の有難さを「知る」。花祭りにお参りに来て、お釈迦さまのような心になり、お顔も お釈迦さまに近づかれたことでしょう。まさに開経偈の「見聞触知、みな菩提に近づく」である。こころは、今日も大吉!

2021年5月8日土曜日

甘茶をどうぞ! ~ 『花まつり』


  今日は、『花まつり法要』。4月8日がお釈迦様の誕生日ですので、ひと月遅れの法要です。法要は午後からですが、朝から甘茶を準備して 随時お参りの方にお持ち帰りして頂いてます。本堂に花まつりの優しい曲が流れる中、朝から次々、お参りが有ります。「甘茶をどうぞ!」

 私は、法要後のお説教を考えています。コロナ禍中です。時間短縮で5分~10分間の一口説教を任されました。5分間あまりのお説教ではありますが、まとめるのが難しいなあ!考えるのは止めて、口から出るままに任せることにします。支離滅裂になるかも。こころは、今日も大吉!

2021年5月7日金曜日

行事案内 ~ 『釈尊降誕 花祭り法要』

 明日、8日(土)午後1時より『花祭り法要』が執り行われます。こころは、今日も大吉!

2021年5月6日木曜日

毎朝、ありがとうございます ~ 交通整理のおじさん


 お寺近くの小学校正門前の信号交差点。毎朝、お寺での朝の勤行を終わっての帰り路、交通整理をされているおじさんを見かける。お巡りさんみたいな制服を着ているが、お巡りさんではない。仕事での交通整理でもない。ボランティア。雨の日も白いカッパを着て いつも通り整理されている。連休中は姿を見なかったので、子どもたちの安全を見守っているのだろう。この人に関して他人に尋ねたこともないので どういう人かは知らない。頭が下がる。
 今朝、車を止めて「写真を撮らせて下さい」と頼むと「いいですよ、私をですか?」と照れながら笑顔で承諾してくれた。少しでも世の為にと活動されている人を見ると、このコロナ渦中、世の中が明るく見える。世の中を照らしているなあと思う。
 その人の制服が、今日から夏服に替わっていた。早朝とはいえ、今から暑くなっていく。元気で長く活躍してもらいたい。「毎朝、ありがとうございます」とお礼を言って、その場を立ち去った。清々しい朝だった。こころは、今日も大吉!

2021年5月5日水曜日

今日から立夏 ~ 今朝の本堂


 今日から立夏。暦の上では、夏です。暑くなっていくことでしょう。
 今朝は、本堂でご供養のお経があがっています。本興寺は、本堂 120畳、隣に続く鬼子母神堂 30畳、それと襖で仕切られている30畳からなっています。御宝前や旧 特別祈祷所、寺務所を含めるともっと広いです。お茶など接待をする部屋は、隣接する別棟です。日蓮さまも大きいです。今、その広い本堂に読経の声と木柾(もくしょう)の音が響いています。気持ち良いです。こころは、今日も大吉!

2021年5月4日火曜日

帰り路は大渋滞 ~ 九十九島が観える「展海峰」

 

 佐世保市内にある九十九島が観える展望台「展海峰(てんかいほう)」に行きました。九十九島はきれいです。平戸や五島列島が観えました。「展海峰」は、コスモスの名所です。今は季節が違うので 別の植物が植えてありました。茎に尖った豆の袋がたくさん付いている植物。なんだか知りません。

 「展海峰」の先に新しい公園が出来ていました(右写真)。道路のアスファルトも真新しく、芝も育成中。「九十九島観光公園」と看板がありました。最近出来たのでしょう。かなり広い芝生の広場です。遊具はありません。周りの樹木を伐って展望を良くしていました。

 それにしても、G.ウイーク中の為か、何処も人や車が多いこと。駐車場は満車に近いし。展望台はいっぱいでした。帰り路は大きい道路(SSKバイパス)に入る辺りから大渋滞。30分あれば充分なところを1時間以上かかったようです。コロナ渦中で人出は 少ないと予想していました。ゴールデンウイーク中の行楽地行きは考えものです。こころは、今日も大吉!

2021年5月3日月曜日

清音 大覚寺、住職退任 ~ 本日、『法灯継承式』


  本来であれば、今日この日、岡山県総社市清音 大覚寺に於いて、「法灯継承式」(住職交代式)が、賑々しく執り行われる予定でした。如何せん、清音にクラスターが発生し急遽、規模縮小しての式となりました。残念ながら、先代住職の私は、不参加です。そうは言っても、お寺の日蓮様、大覚大僧正、歴代住職、お寺におわします諸天善神などに、住職退任を報告しなければなりません。「退任報告文」を作り大覚寺に送らさせてもらいました。具えて頂くか、代読して頂けるでしょう。

 平成10年の暮れ、清音 大覚寺に越して行きました。妻と息子ひとりの家族3人。裸一貫とは言いませんが、岡山県に頼れる身寄りなどいませんし、知人もいませんでした。大した貯金もありません。山寺で、檀家さんは わずか20軒。大覚さまファンはいましたが、信徒というと これもわずかでした。それでも 志はありましたから、3年くらいは、無我夢中でした。否、10年くらいは無我夢中だった気がします。経済的現実を考えると、正直怖かったです。なんせ家族がいるわけですから。それに お寺運営の責任もあります。しかしながら、私には佐世保本興寺、お師匠様の元で18年間 培った信仰の力があったと、今 思い感じます。佐世保 本興寺は、普通のお寺でなかったからですね。以前、当ブログで書きましたが、本興寺は、黒沢明監督『赤ひげ』の赤ひげ率いる小石川療養所みたいなお寺でした。医療と信仰の違いはありますけどね。信仰、信心を お師匠様から逐一 言葉で教えて頂いたわけではありません。日々のお寺の生活とお師匠様の姿で教えて頂きました。神仏を信じること。そして「おがまんば」。身体に染み入ったものがあったと思います。信仰の力は、大したものだと改めて思います。しかし、よくもまあ、大覚寺で22年間、出来たものです。その間、庫裏や本堂などあちらこちら改築・修繕しました。永代墓も建てました。境内もきれいにしました。よくやったと思います。やれたと思います。(誰も言ってくれないから、自画自賛)
 苦難もありました。しかし、そういう時に 必ず助けてくれる人が現れた気がします。法華経の欲令衆に「変化(へんげ)の人を遣わして」とあります。「変化」、(へんか)と読みません。(へんげ)と読みます。「人の姿に変じた遣いをさし向けて、護ります」という意味です。その『変化(へんげ)の人』が現れた気がしました。色々な人に助けられました。それは、檀信徒様であったり、地域の人であったり、本興寺 兄弟弟子であったり、大学の同級生であったり、組内寺のお上人であったりするわけですが、まさしく信仰の力だと思い感じます。有難いことです。
 清音 大覚寺をお護りして22年と3か月、お陰様で 大過なく勤め上げることが出来ました。また、大病、大怪我をすることなく過ごせました。有難いです。檀信徒様のお陰、地域住民のお陰、組内寺のお上人のお陰、本興寺 兄弟弟子のお陰、ひいては神仏のお陰。関わって頂いたすべての人に感謝申し上げます。ありがとうございました。今後の大覚寺の発展と檀信徒様、地域の皆様他、すべての皆様の幸せを祈って御礼とさせていただきます。ありがとうございました。こころは、今日も大吉!

2021年5月2日日曜日

佐世保の空気に慣れてきている ~ 商店街&バス

 

 佐世保の市街地にある商店街、「四ヶ町(よんかちょう」「三ヶ町(さんかちょう)」に買い物に出かけました。専門店に行きたかったからです。「四ヶ町」「三ヶ町」合わせて直線 約1キロのアーケード商店街。直線では日本でいちばん長いそうです。全国の商店街が廃れていく中で、佐世保の商店街は あまり廃れていないそうです。何なんでしょうかねえ?

 
 市街地までの用件は、バスを使います。駐車場が不便だからという訳でなく、バスが便利だからです。佐世保はバス路線網がしっかりしていて、交通手段はバスを使うと便利です。特に本興寺と佐世保駅前間は頻繁に走り、その間に繁華街があります。また、松浦鉄道もあります。本興寺の最寄り駅は、寺から歩いて行けます。ただ、1時間に2~3本くらいです。

 お寺の皆さんは、忙しく動かれています。私は、自由にさせてもらっています。お陰さまで、次第に佐世保の空気にも慣れてきています。こころは、今日も大吉!

2021年5月1日土曜日

月例の『祈祷 施餓鬼供養』


 30日、月例の『施餓鬼供養』が執り行われました。鬼子母神堂での祈祷施餓鬼供養です。
 仏教の根本の教えは、「因果応報」「輪廻転生」。あらゆる現象や生じた結果には、原因がある。善い行いをすれば功徳として良いことが生じる。悪い行いをすれば 報いとして悪い現象が出る。「種と花実」にも譬えられます。「業(ごう)」とも言われます。

 私たちは、善くも悪くも「業」を背負って生きていると考えます。背負っている諸々の悪い業を、少しずつでも供養によって減らしていこうとするのが、この月例の「祈祷 施餓鬼供養」です。




 「想うも言うも輪廻の種。なすも触るも生死の業。喜ばしきにつけ哀しきにつけ 煩悩無明の塵の積もりてぞ 心の光の障りとなる」。こころは、今日も大吉!

写真上 ~ 供養の卒塔婆。 中 ~ 祈祷供養なので鬼子母神堂で行います。 下 ~ 施主が各々、五穀をお供えします。
 尚、行事に際しては、コロナ感染防止の為の最大限の策を務めております。