2022年6月10日金曜日

コロナ禍で変化してゆく葬儀 ~ 読売新聞の記事


 先日の読売新聞の記事、『コロナ警告(アラート)』で、コロナ禍中における葬儀の変化が取り上げられていた。
 ▶通夜も葬式もしないで火葬だけで弔う「直葬(ちょくそう)」。直葬は 2020年2月の調査では4.9%だったのが、今年3月には11.4%に倍増したそうだ。▶また、通夜を省いた葬儀だけの「一日葬」も、コロナ以前は ほとんど無かったのに、4分の1に増えたらしい。▶コロナで亡くなった人については、火葬した後に葬儀をする「骨葬」が出てきた。▶コロナ禍中、人が集まりにくい現状で 簡素化に拍車がかかっているとする。コロナ終息後も簡素化の流れは止まらないだろう、と書かれている。

 人間は、負担が軽く 簡単な楽な方に流されやすいからなあ。あれも省略、これも省略となっていくと、行きつくところは単なる遺体処理じゃないだろうか。霊魂が 浮かばれません。痛ましい。二宮尊徳が 口ずさみに詠んだ「ぶんぶんと障子に 虻(あぶ)の飛ぶ見れば、明るき方へ迷うなりけり」とは、このことだ。こころは、今日も大吉!

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