2024年6月2日日曜日

私の小さな楽しみ ~ 「連続ラジオ小説」を聴くように


 相変わらず、図書館からCDを借りてはダビングして聴いている。
 山本周五郎、藤沢周平、山崎豊子、池波正太郎、松本清張などの短編。『松之亟講談』、『井上ひさし講演』、『宮沢賢治の世界』。他、あれこれ多数。
 聴いた中でも、「山田洋次が選ぶ藤沢周平傑作選『たそがれ清兵衛』、『祝い人助八』」は、おもしろかった。どちらの短編小説も、主人公は下級武士。いわば家庭の苦労を抱えた勤め人、私みたいな立場。物語の一番最後にほのぼのとした幸せを感じさせてくれる。また、山本周五郎 『裏の木戸はあいている』もおもしろかった。武士の無償の奉仕行為。その元となる経験が感慨深い。藤沢さんも山本さんも、人気作家である理由が分かった。
 朗読は、ひとり芝居みたいなもの。運転中に、いわば「連続ラジオ小説」を聴くように楽しんでいる。こころは、今日も大吉!

2 件のコメント:

  1. 本当にお寺へ行っているのですか?

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  2.  勤務態度は、勤勉そのもの。いわば、「たそがれ清兵衛」です。

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