2020年12月21日月曜日

冬至に「かぼちゃプリン」 ~ 「ん汁」「ん盛り」


 今日は、冬至。冬至と云えば、運気が回復する「一陽来復」、無病息災を願う「ゆず湯」、健康で冬を乗り切るための「かぼちゃ料理」などが思い浮かびます。それとは別に、「ん盛り」というのがあるようです。
 大覚寺に越して来たころ、来寺した本興寺の大先輩の奥さんからアドバイスを受けました。「経淳さん、『ん汁』をされたらどうですか? 大根、ニンジン、銀杏、ナンキン(かぼちゃ)、蓮根、うどん など、「ん」がつく食材を煮るのです。「ん」は、「運」。食べると ”運気が上がる食べ物”として振舞うのです。お参りが増えるかもしれませんよ」。それもいいかもと思い、お焚き上げ祭の時に、女性陣に提案しました。しかし、「かぼちゃ汁ぐらいで 丁度いいんじゃない」となり、結局、ぜんざいを振舞うことになりました。食べ物振舞いは、女性陣の担当ですから あまり強く注文はしません。「ん汁」、世間では「ん盛り」というそうです。今後、考えていって良いかもしれませんね。
 友人からプリンが送られてきました。なんやら、神奈川県の葉山のお店で注文したそうです。葉山といえば「葉山の御用邸」。天皇さん家族の別荘があるところ。もしかしてだけど、天皇さん家族も このプリンを食べておられるかもしれません。どうだろうか?? まあ、それはともかく。写真は「かぼちゃ(南京)プリン」。南京(なんきん)で 「ん」がつく。しかも、プリン。これまた「ン」がつく。ダブルで「運、運」がつく。これほど縁起がいい食べ物はないと思いながら、この美味しいプリンを 冬至の日に食べているのであります。いとめでたし。こころは、今日も大吉!

※ 「ん汁」が 却下された理由の一つ。南京(なんきん)、銀杏(ぎんなん)。「なん」、「難」がつく。

4 件のコメント:

  1. 「友人からプリンが送ってきました」
     この表現ですが、長崎では許されても、岡山では「友人がプリンを送ってきました」と言うんですよ。

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  2.  あ、「友人からプリンが送られて来ました」でもよかとよ。

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    1.  確かに日本語になってないですね。長崎じゃ、「今から、行くから」を「今から、来るけん」で通じます。変な日本語も、愛嬌ということで 御容赦下さい。

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    2. 敬愛なる錯乱坊さまへ
       ご指摘、ありがとうございます。
                    楽呑庵

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