2021年3月25日木曜日

あくまで一時的なもの ~ 光を増す


 「灯(とう)滅せんとして 光を増す」。灯(ともしび)が消えようとするとき、一瞬その光を増す。物事が滅びる直前に、一時 勢いを盛り返すの意。
 ちょっと意味合いが違うかもしれませんが、帰郷が決まってからこの方、 周りの人が親切に接してくれているように感じます。気のせいでしょうか? それに、帰郷が決まり この3ヵ月間ほど、ブログのアクセス数が2倍以上に跳ね上がっています。
 あくまで、一瞬、一時的なものでしょう。こころは、今日も大吉!

2021年3月24日水曜日

あと一週間を切りました ~ 引っ越しは大変

 引っ越しに伴い、BSアンテナを外しました。かなり高いところに設置されていたので、脚立に上り悪戦苦闘。無事外すことが出来ました。引っ越し間際、この期に及んで、ケガなどしたくないです。用心、用心。
 お彼岸のお経回りが やっと済んで、引っ越し準備が少しずつ進んでいます。あと一週間を切り、カウントダウンに入りました。引っ越し準備に加え、次期住職への引継ぎ、住職交代式の打ち合わせ、駆け込みの供養のお経、挨拶周りに ご挨拶訪問など、慌ただしいです。行政、金融、病院紹介など 各種手続きもあります。初めてではありませんが、引っ越しがこんなにも 大変なものだとは 思いませんでした。こころは、今日も大吉!

2021年3月22日月曜日

この人、本当はすごい人だったんだ ~ 桜は 花に顕れる


 本堂周りに 桜の花が 咲いています。満開では ありませんが、とても きれいです。この桜、普段は 紅葉や樫の木など 他の樹木に交じって全く目立ちません。普通の樹木です。しかし、この季節だけは存在感抜群です。桜の花を咲かせ、観る人の眼を惹きつけ楽しませてくれます。「きれいだなあ、桜の木だったんだ」と 改めて気づかされます。
 「桜は 花に顕れる」という言葉があります。ふだんは 平凡な人々に紛れて目立たなかった人間が、何らかの機会に才能を発揮する譬え。他の雑木に交じって目立たなかった桜の木も、花が咲いて 初めて桜の木だと気づかされることからの慣用句。例えば、落語噺に出てくる 左甚五郎みたいな人間。
 左甚五郎とは言わなくても、普段は ごく普通に付き合っていた人が、何かのきっかけで「この人、本当は すごい人だったんだ!」と気づかされること、稀にありますよね。こころは、今日も大吉!

2021年3月21日日曜日

似てる? ~ 似顔絵のパネル


 檀家さんから頂きました。感謝の気持ちを頂戴しました。こころは、今日も大吉!

2021年3月20日土曜日

ご容赦下さい ~切ない優しさ ~ 住職、酔っています


 私は、ブログ上で「女房殿」と称されている住職の家内です。少し書かせてください。住職、今夜は、少し酔っています。春彼岸のお経回りで檀家さんから戴いた藍染の春物マフラーを首に巻いてしきりにポーズをとっています。高齢の檀家さんから 自らが染められたマフラーを戴いたようです。本当は寂しいはずの別れです。送り出す 檀家さんの「切ない優しさ」を感じたのでしょう。よほど気に入ったみたいです。こころは、今日も大吉!

2021年3月19日金曜日

「ラッキィ 池田!」 ~ 思わぬ収入 ~ ピアノの処分


 我が家のピアノを 引っ越しに伴い処分しました。長崎の姉が、私の息子の小学校入学祝いに 買ってくれたピアノです。息子は、小学校1年生から高校受験前の中学2年生夏まで、夢てらすの巧さんの奥さんのピアノ教室に通っていました。自宅でも 毎夜練習していました。毎年夏に、マービーふれあいセンターで教室の発表会があり、夏休みはプレッシャーを感じながら熱心に練習していたようです。中学校の部活でソフトテニスをしていた息子にしたら、大変だったでしょう。親として、発表会で息子が弾くピアノを聴くのは、楽しみでもありました。大学生の時に稀に弾いている姿を見ましたが、最近は観ません。女房殿が想い出したように弾くくらいです。
 ピアノを処分するにあたり、TVや新聞で宣伝しているような業者も考えられますが、たいしたお金には ならないでしょう。それならば、保育園などに寄付した方が良いと考えました。ただ、必要としている所があるか?また、運搬賃の負担を考えると簡単にはいきません。そこで、巧さんに相談しました。「調律師を介して欲しい人に回すことが出来る。ただし、商売ではないので、お金にならないでしょう」と云う事でした。それで良しとして、連絡を待っていました。なんとなんと、欲しい人が現れたそうです。諸経費を引いて数十万円の値がついて引き取りです。製造年が新しく YAMAHAだからでしょうか。嬉しかったです。引っ越し代金が必要な時、有り難いこってす。息子が「チェロ代に欲しい」と主張する前に、「引っ越し代の一部にする宣言」をしました。異議なし。
 かくして、我が家から ピアノがなくなりました。段々と 引っ越しのXデーが近づいてきています。こころは、今日も大吉!

2021年3月18日木曜日

目に見えない財産 ~ 総社弓道場へ帰郷の挨拶


 昨夜、総社弓道会の皆さんに帰郷のご挨拶をと武道館に伺いました。右横の白髭の方が会長さんです。弓道会の皆さんは、練習熱心で とても気さくな方ばかりでした。正味8年間ほどでしょうか、居心地がよかったです。

 弓道は、50歳を過ぎて「きよねスポーツくらぶ(KSC)」の『弓道教室』で始めました。弓道教室は、総社南高の弓道場で週一練習。その後、昇段審査(試験)練習の為、総社弓道会に入会し総社弓道場にも毎夜 通うようになりました。凝り性です。昇段審査につまづきながら、三段に合格しました。四段を志すも、介護に関する家庭上の都合で断念しました。四段以上は、はまり込んでの練習が必要みたいです。三段で良しとしときましょう。
 弓道教室の赤澤先生は、先日、お寺までご挨拶にお見えになりました。私が行くべきなのに、恐縮しています。KSCを通じて、弓道を学んだことは良かったです。弓道を学ぶことによって、仲間も出来、武道の精神にも少しは触れることが出来ました。お陰で 充実した日々を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。

 佐世保にも立派な弓道場があるようです。今後、弓道をやるかは分かりません。仮に始めたとして、すぐに前みたいに弓を引くことは出来ません。しかしながら、身体の中には赤澤先生の弓道が染み込んでいます。じきに想い起すことでしょう。ここで学んだことは私の目に見えない財産です。生涯、大事にしたいと思います。こころは、今日も大吉!

 ※ 写真、(上)昨夜の帰郷の挨拶。(中)お寺の下にある「江口道場」開場祝日。10年前。皆、若い。(下)和服デビュー。

2021年3月17日水曜日

されることより、することの喜び ~ 施しのすすめ

 「愛されることより 愛することを。理解されることより 理解することを。そして、与えられるよりも 与えることに 喜びを見出す人になってもらいたい」 故・渡辺和子さんの就任式での言葉です。渡辺和子さんは カトリックですが、仏教でいうところの「布施の喜び」です。宗教を問わず、「施す」ことには、尊い喜びがあると説いています。
 今日からお彼岸です。他人に施してみましょう。ただし、恵んでやるというような心ではなく、功徳を積ませていただいた という謙虚な気持ちが 肝心です。こころは、今日も大吉!

 写真 ~ 女房殿が送別会で戴いてきた花束。ニコニコして帰ってきました。

2021年3月16日火曜日

門出を拍手で送り出すように ~ 早い桜の開花

 今回の長崎県への帰郷の話は、発端からいうと3年前、足掛け4年前からの話です。当初、話を伺った時、どう対処していいか分かりませんでした。帰郷したいという気持ちはありましたが、それなりの状況が整わなければ出来ない難しい話でした。▶ 一つは、大覚寺を継いでくれるお上人が現れること。これは、絶対条件です。他寺の住職が兼務ということも考えられます。実際、兼務できる住職さんは見つかりそうです。しかしながら、兼務となると、大覚寺が廃れてしまいそうで嫌です。檀家さんのことやお寺のことを考えると、出来ません。▶ もう一つは、檀家さんが、住職の私が寺を移ることを許してくれるかでした。「ちゃんとした後継ぎを見つければ大丈夫。それに、立派なお寺に行くということになれば、喜んでもらえるさ。大丈夫」と諭されました。しかし、そこは人情。「お上人、お上人、、、」と信頼され慕われている中で「佐世保のお寺に、帰ります」とは、云い辛いものです。なんだか、懸命に支えてくれた檀家さんたちを裏切るような気がしてなりませんでした。私も檀家さんたちが大好きだっただけに、正直、言い出すのが辛かったです。▶ 昨年の正月、思い切って 総代さんたちに相談しました。事情をあれこれ説明して、お願いしました。突然の話で、全員、開いた口が塞がらない状態。「何と返答していいか、言葉が見つかりません」が、大方の感想でした。ショックを受けられたようです。あとで、総代さんたちだけで 話し合われたのでしょう。次の日、「お上人も、お寺の為、檀家さんの為に一生懸命 尽くしてくれました。お上人に、これ以上 ここで頑張ってくれとは言えません。お上人の一番いい形、ご夫婦が幸せな形を望み願います。私たちは、今以上 大覚寺のことに励みます。お上人を拍手をもって送り出したいと思います」という話をされました。正直、有り難くて 涙が出ました。かくして、檀家さんのお許しを頂き、且つ 後継住職が見つかり、ことがなろうとしています。
 今朝、本堂脇の桜の花(ソメイヨシノ)が、数輪咲いていました。まだ彼岸前です。今年は、開花が早いです。今月の末、私たちが出発する日、境内の桜が満開であればいいなあと思うのであります。あたかも 私たちの門出を拍手で送り出すように。こころは、今日も大吉!

 追記 ~ これを書きながら 、檀家さんたちの親切が 有難くて 有り難くて、涙が出ています。嗚呼、涙もろい。

2021年3月14日日曜日

視界良好 ~ 地主さんによる 竹林と雑木の剪定


  視界が開けました。お寺の駐車場にかかる土手の竹林と雑木を、ご近所に住む地主さんが スッキリと間引きしてくれました。竹は破竹(はちく)です。密集し、しかも 絡んでいました。「うっそうと茂っている」という表現がぴったりな竹林でした。竹を ただ伐り倒すだけなら それほどの労力は要らないと想えます。しかし、伐った竹をさばかなければならないのです。斜面で足場が悪く、竹に挟まれた狭いところでの作業、しかも笹枝の置き所にも困ります。根気仕事です。何日もかかったようです。お陰さまでお寺の参道から本堂がよく見えるようになりました。気持ちいい。
 ありがたいことです。その家に、さらなる幸と福が訪れますように! 感謝合掌。こころは、今日も大吉!