2014年12月15日月曜日

「終活」の真のあり方 ~ お通夜の席で話すネタ















「終活」について、立正大学 清水海隆教授のコラムを読んだ。
要約すると、次のようだ。
   
“ 「終活」が、ブームになっている。
エンディングノート、墓や葬式の準備、財産相続が具体的内容である。
子どもたちに余計な負担をかけたくない、出来るだけ多くの財産を残したい、
が理由らしい。
一方で、準備しなければ死ねない時代になった。
  
我が国に、かつて存在した「終活」は、「臨終行儀」
ひとが準備しなければならない項目の第一は、
「心の歪みを、常日頃から直すこと」と説いている。
「終活」は、自分自身の末期や死後のあり方だった。
真の「終活」のあり方を考えるべきである ”
      
なるほどと思った。
「終活」について、自分なりに考え錬って、
「まず臨終のことを習ふて、後に他事を習ふべし」 ~ 日蓮聖人
を引用して、通夜や法事の席でお話してみよう。
こころは、今日も大吉!
    
   
写真 ~ フグの肝。
      長崎県島原の方では、フグを「がんば」と呼ぶ。
      「がんば置いてでん食わんば(棺桶を置いてでも食わねば)」
      (フグの毒で死んだ時の用意をして)を、略した言葉のようです。
      棺桶を置いて食べるとしたら、これも「終活」ですね。
   
   

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