久しぶりにアップします。今年もよろしくお願いします。
年の初めより、能登方面では大変な震災です。お見舞い申し上げます。また、飛行機事故に火災。政治の世界も慌ただしい。近年、インフルエンザに新型コロナ。世界を見渡すと戦争が起こり終息の気配もありません。近隣諸国の挑発も危惧します。円安に物価高、家計を苦しめます。身の回りでも、どこか息苦しくなっているのではないでしょうか。
「法華経」の正式名称は、「妙法蓮華経」。「蓮(はす)の華の教え」です。蓮の華は、きれいな小川のほとりに咲く花ではありません。ドロドロとぬかるむ泥沼に咲く花です。泥沼にぴーんと背筋を伸ばして、きれいな花を咲かせます。泥沼のように苦難に満ちた 今のこの世の中。そのような世でも、世間に染まらずに蓮華のように生き抜きましょう、というのが法華経の教えです。
映画「寅さん」の主題歌「♬ ~ドブに堕ちても根のある奴は いつかは蓮(はちす)の花と咲く」。生きづらい世の中で、道を踏み外しても、根のある奴は、必ず蓮(はちす)の花のように立派な人間となり本当の幸せを掴みますよ、という歌です。寅さんが産湯を使った「柴又の帝釈天」は日蓮宗のお寺です。法華経に掛け合わせているのでしょう。
さて、「根のある奴」とは、何でしょう。それは、信仰を持って、辛抱強く生きている人だと思います。高倉健さんが云います。「辛抱ばい!」。信仰と辛抱が大事です。皆様も、嫌なことがあっても 腐らず、神仏を信じて、この一年、ご精進ください。思わぬ花が、必ず咲くと信じます。
長くなりましたが、ご挨拶とさせていただきます。こころは、今日も大吉!