2018年5月30日水曜日
2018年5月29日火曜日
演劇鑑賞 ~ 『煙が目にしみる』
演劇を観に行った。『煙が目にしみる』。於、倉敷市民会館。
火葬場の待合室を舞台に、死者の幽霊とその遺族の話。コメディ。劇の作りは、吉本新喜劇と同じ。幽霊の気持ちも遺族の気持ちもお見通しの滑稽なお婆さん(座長)が、ひとを諭しながらハピーエンドに導くパターン。
最近は、家族葬が多くなった。だが、葬式は家族や親族だけの為にあるのではなく、死者が生前関わったそれぞれの人たちの為にある。それぞれの別れの気持ちがある。それぞれを大事にしてやらねばならない。そういうことがテーマのようだ。
住職として、家族葬にする遺族の気持ちも分かるが、やっぱりオープンの方がいいと感ずる。こころは、今日も大吉!
2018年5月28日月曜日
誰でも、簡単に安全に ~ 松の剪定
木登りは、苦手です。梯子はもっと苦手です。先代住職も先先代も梯子から落ちて骨折したようです。正直、怖いです。
松の剪定は、佐世保のお寺で、先輩に付き合わされてやっていました。30年前のことで 、知識はうる覚えです。今回、ハサミを思いっきり入れました。ちょっと過ぎたようです。それに苦労せずに出来るように、手が届かない先端は切り落としています。枯れるかもしれません。でも、誰でも簡単に、しかも安全に管理できるようにするのが先々の為です。「simple is best」を目指しています。こころは、今日も大吉!
2018年5月27日日曜日
2018年5月26日土曜日
どうあってもらいたいか? ~ 師範・日鵬上人、ご命日
おはようございます、経淳です。今日は、お師匠様、故・永村日鵬上人のご命日。毎年のことですが、佐世保では弟子を中心とする集まり『鵬光会』による墓前供養と法要、また総会が執り行われます。私は、清音より遥拝しております。
私にとってお師匠様のご命日は、お師匠様に何が出来るかではなく、お師匠様が私にどうあってもらいたいか?を思いめぐらす日でもあります。こころは、今日も大吉!
※ 写真 ~ 2回目の荒修行の折、お師匠様から戴いた紅梅の数珠。以後30年の間、毎朝の勤行で使っている。紅梅なのに真っ黒。大切な遺品となっている。死んだときは、棺に入れてもらう予定。
2018年5月25日金曜日
良い取り組みだった ~ 白鳳 vs 栃ノ心
力が入りましたねえ。大相撲12日目取組、白鵬 vs 栃ノ心。いい相撲でした。白鵬も、エルボーなど使わず立ち合いを正々堂々とすれば、たとえ敗けても横綱です。満場の拍手を浴びます。スポーツは、全力を尽くした正々堂々の勝負に感動します。アメフト、しかりです。いや、スポーツばかりでなく日々の生活も同じかもしれませんね。一生懸命に生きている人には、感動します。
それにしても、栃ノ心、強いですねえ。こころは、今日も大吉!
※ ニュース写真を絵にしてみました。
2018年5月23日水曜日
早期「長崎新幹線開通」を願う ~ 航空券購入
航空券をネットで購入した。岡山、東京の往復券。2ヵ月先の航空券なので旅割で往復2万3千円余り。所要時間は、飛行機だけだと片道 1時間20分。清音から岡山空港まで、車で35分ほど。無料駐車場がある。だが、行くときは電車で倉敷まで出て(ひと駅)、空港行ノンストップバスを利用する。帰りに羽田空港でビールを一杯ひっかけるからだ。
時間的にも経済的にも、岡山からだと東京の方が長崎行よりも近い。チケットを購入する度に岡山・長崎間の不便さを感じる。早く「長崎新幹線」が開通してもらいたいものだ。どれだけ助かるだろう。こころは、今日も大吉!
2018年5月22日火曜日
2018年5月20日日曜日
人間の情 ~ 『壬生義士伝』上・下、浅田次郎
本を読んで涙した。悲し涙ではない。命がけで「義」に生きる主人公、それを慕う息子、幼馴染の姿に感銘した。それ以上に、妻子を想い、故郷を想い、友を想い、親を思いやる人間の情に涙した。久々、こころ震える物語を読んだ。昔、「壬生義士伝」は、テレビドラマ版も映画版もDVDで観た。だが、ああ、こんな物語だったのかと全く違うものに思えた。人間の情、義に生きることを欲している人には、おすすめです。
図書館で、借りて読んだ。だが、浅田次郎さんに敬意を表して、本は買うべきだった。素晴らしい。こころは、今日も大吉!
2018年5月19日土曜日
本日の収穫 ~ 茎ニンニク
ニンニクの芽(茎ニンニク)を収穫した。ニンニクは好物のひとつ。朝食に自分で炒めて食べた。無茶美味しかった。だが、本日、数人の来客予定だった。失念していた。来客との会話中、ニンニクの臭いがしたかもしれない。ニンニクを食べるときは、予定確認が必要。こころは、今日も大吉!
2018年5月18日金曜日
芭蕉さんの一句 ~ 「大覚寺みくじ」
思うところもあり、「大覚寺みくじ」を引いてみました。出たのは「二十九番」。芭蕉の一句が記されていました。
「起きあがる菊 ほのかなり 水のあと」 芭蕉
ぴんと来ません。ネットで趣意を調べてみました。こうです。芭蕉さんの庵(住い)は、低い土地にあり、雨など降ると よく水を被っていたそうです。水に押し倒された後、ゆっくりと起き上がる菊に感じ入った句のようです。苦境に対する生命力を感じたのでしょう。今の自分に力を与えてくれる一句です。「大覚寺みくじ」、恐るべし。こころは、今日も大吉!
2018年5月17日木曜日
自分としては、OK牧場 ~ 障子の張り替え
本堂の窓障子の張り替えをした。色がくすみ、部分的に剥がれていた。今まで業者に頼んでいたが、自分でやりたくなった。Do it yourself!、略して「D I Y」だ。最近、なんだか作業が多くなった。
出来栄えは、上出来ではない。だが、自分としては、OK牧場。でもやなあ、襖の張り替えもまだ残っているし、松の剪定もだ。DIYもいいが、還暦も過ぎているのに、自分で作業を増やしているような気がする。この年になっても、修行させられるなあ!こころは、今日も大吉!
2018年5月16日水曜日
回向としての施し ~ 母の命日
『回向(えこう)』という言葉があります。仏教語です。善を行って得た功徳を、自分のものにするのではなく他人さまに差し向ける、与えることです。言い換えると、仏事や施しなど善行をして、その功徳を亡き親や連れ添いなどの為にお供えし、成仏の助けとすることです。
17日は、長崎の母の命日。回向として、ひと様に何か施そうと想っています。亡き母の為に。こころは、今日も大吉!
※ 写真は、母が生前、拝み込んだ観音様。私の2回目の荒修行の時に授けました。母は8年前に亡くなりました。以後、私が、母の供養の為にお祭りしています。
2018年5月15日火曜日
足場板を掛ける ~ 松の剪定
松の剪定の季節がやってきた。松の芽が伸び放題。伸びきらないうちに剪定しなければならない。脚立と岩とに足場板を渡した。1メートルほどの高さだが、上に乗っただけで足がすくむ。落ちて打ち所悪ければ、家族と檀家さんを路頭に迷わす。正直、怖い。今日の作業は、ここまで。時間かけてボチボチ。安全第一。こころは、今日も大吉!
2018年5月14日月曜日
我が家の主の権威 ~ 生姜の植え付け
境内の畑に生姜を植えました。生姜は、過去2回失敗しています。失敗の原因は、肥料不足だったかもしれません。生姜は、「肥料食い」と言われ沢山の肥料が必要なようです。今年は、元肥をしっかりしています。説明書に、「植え付けは、4月下旬から5月上旬」と書いてありました。少し遅いようです。大丈夫でしょう。ただ、家族が「どうせ、…」という顔をしています。
三度目の正直、今年は見事収穫して、我が家の主(あるじ)の権威を示したいものです。こころは、今日も大吉!
2018年5月13日日曜日
2018年5月11日金曜日
西の空に合掌 ~ 遥か故郷
日蓮聖人が、晩年九ヶ年が間、過ごされました身延山(山梨県)。その山頂に登られては、9ヶ年が間、遥か東の小湊(千葉県)に向い掌(て)を合わされ、ご両親のこと、またお師匠様のことを追慕されました。
大聖人でさえそうです。他郷に住めば同じ想いです。清音大覚寺から見る西の空(写真)。今日も夕日がきれいです。師範 日鵬上人、本興寺、亡き両親に掌を合わせています。こころは、今日も大吉!
2018年5月10日木曜日
汝是畜生 発菩提心 ~ 蛇の死骸を葬る
今朝、散歩していると、側溝付近から「お坊さん!お坊さん!」と声がした。なんじゃらと振り向くと、蛇の死骸が横たわっていた。「ひえぇ~!」。見て見ぬ振りして立ち去ろうとするが、「お坊さん!お坊さん!」とまた聞こえる。私に後ろ髪はないが、引っ張られたように感じる。坊さんの良心が痛む。棒切れを探して草むら奥深く葬ってやった。「汝是畜生 発菩提心 南無妙法蓮華経・・・・」と唱え祈った。
『汝是畜生 発菩提心(にょぜちくしょう ほつぼだいしん)』の意味。「ヘビ君! 汝は、畜生(動物)です。畜生類には、宗教心がないので、このままでは成仏できませんよ。だから宗教心を発(おこ)しなさい。それによって成仏しなさい。」…と動物が死んだときの祈り諭す仏教語です。
ペットが死んだとき、唱えてやって下さい。ペットも自分も、成仏出来ます。こころは、今日も大吉!
2018年5月8日火曜日
キーワードは、「ありがたい」 ~ 本堂、引き戸の修理
本堂も、あちこちガタがきている。本堂の引き戸が引っ掛かる。住職の私は、要領を得ているのでスムーズに開閉できる。だが、慣れない人は、そうはいかない。先日の大祭の落語の席中に、ガタガタとやってしまったようだ。
檀家さんが修理に来てくれた。手伝いをと想ったが、「ひとりで やりますけえ!」と笑顔を向ける。ひとりの方が気楽なのだろう。邪魔するのも何だし、お茶だけ出す。檀家さんひとり一人の支えがあってのお寺だな。檀家さんに合掌。「ありがたい」。こころは、今日も大吉!
追記 ~ 修理した檀家さんも、お寺に奉仕できた喜びを感じたことだろう。お寺を「ありがたい」と感じるから、銭金抜きで奉仕できる。お寺もそれに応えないといけない。お寺と檀家さんとのキーワードは、「ありがたい」なのだ。
2018年5月7日月曜日
赤、黄、緑のじゅうたん ~ 菜の花田んぼ
G.W.がやっと終わりました。G.W.と言ってもお寺は業種からいうとサービス業、連休中は、祭りやなんだかんだの雑務で忙しいばかりでした。今日は、雨。ほっとてします。
真ちゃんちの菜の花田んぼ。菜の花が満開です。もう暫くすると菜の花ごと耕されます。れんげと同じように豊富な栄養素を含む肥料となるそうです。その為、化学肥料を減らすことが出来るそうです。出来たお米は、「れんげ米」「菜の花米」と呼ばれ、美味しく且つ安全なお米になるようです。日本人のお米へのこだわりと知恵を感じます。
軽部の今、れんげと菜の花、それと麦。赤、黄、緑のカラーじゅうたんが敷き詰められています。嗚呼、絶景かな!こころは、今日も大吉!
2018年5月5日土曜日
和気藹々 ~ 弓道遠的大会
2018年5月4日金曜日
今日は、へなへな ~ 働き者を応援する大黒様
大祭が終わり、朝から片付けとお札配りをしました。今までG.W.を控えお墓の清掃、また、子ども花祭り、大覚さまの大祭と行事が続き、周到な準備作業と気疲れで、女房殿共々、今日はへなへな。でも、あと数日動かなければなりません。頑張れ、住職夫婦!こころは、今日も大吉!
※ 庫裡玄関にお祭りしている大黒様。3回目の荒修行の時に感得。仏師、故・木村鶴光さん作。お顔が良い。働き者を応援するそうです。ご利益あり。
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