2017年2月28日火曜日

修行をさせていただく ~ 佐世保・本興寺、水行


 毎年、2月25日、佐世保市・本興寺では、『大祈祷会』(だいきとうえ)が執り行われています。本興寺は、私のお師匠様のお寺であり、18年間修業してきた寺です。岡山に来てからも、本興寺の大祈祷会には、裏方手伝いに毎年行っています。

 本興寺の『大祈祷会』には、千葉県の修行場で荒修行を終えたばかりの僧が、今年も全国より40名ちかく参集しました。集まった荒修行僧の規模からいうと、全国一だと思います。写真は、祈祷法要に先立っての水行(すいぎょう)式です。水行と読経三昧の修行を勤めあげられたお上人たちです。その声と水を被る姿に迫力があります。修行は、やっぱり良いなあと思いました。

 寺を空けて修行に行くには、時間はもちろん周りの人のバックアップが必要です。環境が整わなければ行けません。「修行させていただく有難さ」という事を想いながら、水行を観させてもらいました。こころは、今日も大吉!

2017年2月27日月曜日

スイッチ オフ


 昨夜遅く、長崎市よりお寺に戻りました。長崎から特急と新幹線を乗り継ぎ、乗り換え時間まで入れて、5時間ほどかかりました。身体を動かさないのは、かえって疲れます。こころは、今日も大吉!

2017年2月23日木曜日

奈良・東大寺「お水取り」の季節 ~ 旅のスケッチ


 闇夜に、歓声とともに飛び散る火の粉。東大寺、二月堂の「お水取り」の季節となりました。春を迎える風物行事です。何年前か忘れましたが、清音の民生委員会の研修旅行で行きました。
 二月堂の濡縁を、火が付いた大きな松明を 僧侶が回転しながら走り抜けます。落ちてくる火の粉を被れば、ご利益があると信じられているようです。だからか、お堂の真下には参拝客が群がっています。闇夜に火を観ると、なんだか高揚してきます。
 下は下で、無茶苦茶たくさんのお参りです。皆、携帯電話のカメラを一斉に構えます。まるで無数のホタルの光のようです。上も下も無数の光。幻想的です。さすが、1200年以上続く行事。迫力がありました。こころは、今日も大吉!

     ※ 都合により、2 ~ 3日間、ブログ休みます。

2017年2月22日水曜日

ごきげんよう


 イメージで描きました。やっぱり、ほのぼのとした絵が良いですね。こころは、今日も大吉!

2017年2月21日火曜日

金沢、「ひがし茶屋街」 ~ 旅のスケッチ


 「旅のスケッチ」は、ただただ絵を描きたいだけのシリーズです。下書きは 鉛筆。線入れは 筆ペン。色付けは パソコン。これが、「旅のスケッチ」のパターンです。色付けが、一番 苦心します。色付けは、たぶんどのパソコンにもある「ペイント」機能でしています。今回は、クレヨン風を多用しました。思ったより  しつこくなりました。もう少し、サラッと描きたいなあと思います。参考があればよいのですが、手探り状態です。
 写真も面白いが、絵も面白い。写真も絵も、弓道、ゴルフも、下手は下手なりに、少し上手にというワクワク感があります。ワクワク感、年をとっても大事にしたいものです。こころは、今日も大吉!

 追記 ~ 絵は、昔、清音の民生委員会の研修で行った「金沢、ひがし茶屋街」。ここで、夕食しました。風情がありました。当時の会長の故郷。案内、バッチリでした。

2017年2月19日日曜日

DIY(ディー・アイ・ワイ) ~ 日曜大工で棚作り


 廃材と余り板で 棚を作った。居間の荷物の置き場が雑然としてきたからだ。合間に少しずつ三日間かかった。見た目はそれ程ないが、部屋に合わせて作ったので、良いものが出来た。女房殿に面目が立った。

 女房殿が、「D・I・Y、DIY・・・」と、しきりに言う。どうも、日曜大工のことを言っているようだ。「DIY」は、「Do it yourself」(出来ることは、自分でやりなさい)。「業者にしてもらうのではなく、自身で何かを作ったり、修理したり、装飾したりする活動。また、そういう精神」を言うようだ。
 大覚寺にいると、日曜大工だけでなく松の剪定、ペンキ塗りなど出来ることは、自分でほとんどやる。「DIY」生活である。こころは、今日も大吉!

 ※ 「yourself」ではなく「myself」のような気がする。だが、「you」は、「あなた」という意味と一般称で「みんな」という意味があるようだ。この場合、後者。でも、「myself」、自分自身に言い聞かせたいものです。

2017年2月18日土曜日

さすが人気作家 ~ 東野圭吾さん『白夜行』


 長編ミステリー。東野圭吾さんの『白夜行』を読んだ。東野さんの本で一番売れているようだ。面白いのだろうと思い、買って読んだ。本が、とにかく分厚い。850ページ余りある。だが、読んでいて飽きない。構成が上手だと思う。13章からなるが、それぞれが短編小説のような感じ。各章に「きっとこの二人の仕業だな!」と匂わすオチがある。気軽に読みやすく、面白かった。さすが、人気作家。こころは、今日も大吉!

2017年2月17日金曜日

緊張したツアー ~ 旅のスケッチ


 10年ほど前に、仲間内で韓国旅行をした時、その一環として「板門店ツアー」が組まれていた。銃を持った兵士に検問チェックを何回もされた。自己責任の誓約書にサインした上、あれこれと禁止事項を守りながら観て回った。非武装地帯の野山は、のんびりした景色なのにやけに緊張感があった。地雷だらけらしい。国境ではなく「軍事境界線」であることを知った。
 板門店を離れたら、緊張感が解けてホッとしたことを覚えている。もう行くこともないだろう。こころは、今日も大吉!

2017年2月16日木曜日

そういうことも、あるんだな ~ 水木しげるさんの本


 水木しげるさんのエッセイ集を読んで、もう少し知りたいと思い、図書館に本を借りに行った。『水木しげるの のんのん人生』と『水木しげるのラバウル戦記』。夕方、閉館間際に行ったので、本を開きもせず借りてきた。帰宅して開くと、さすが漫画家、絵日記スタイル。何とも言えない面白味がある。

 水木さん、ラバウルで九死に一生を得たり、貧乏生活から人気漫画家へ上るまでいくつかの転機がある。その折々に幸運に恵まれる。だが、水木さんは、それを運命だとは言っていない。「懸命に頑張っているときに、守護霊みたいな目に見えない働きが助けてくれた」と言っている。あくまでも「懸命に頑張っているとき」。しかも、ギリギリの状況の時である。神様は、人間を観察しているのかも知れない。

 私も、刺身包丁で左胸を刺されて九死に一生を得た。「眼に見えない働き」が助けてくれたのかも知れない。こころは、今日も大吉!

2017年2月15日水曜日

巨大な何かに生かされている ~ 故、水木しげる氏


 故・水木しげるさんの本、『人生をいじくり回しては いけない』を読んだ。エッセイ集。
 水木さんは、入隊してラッパ卒をするが、「ラッパが吹けない」と言うと、激戦地ラバウルに行かされる。見張り番をした時、オウムに見とれていると、アメリカ兵が機銃で攻撃、隊が全滅。命からがら逃げ、一人だけ助かる。マラリアにかかったり爆撃で左腕をなくしたりするが、土人に慕われたり、九死に一生を得たりする。水木さん自身、「目に見えない力の働き」に助けられていると感じるようになる。いや、信じるようになる。更には、「大自然の巨大なものに生かされている」と実感していく。

 「人生、いろんなことが起こって当たり前。ならば自然の流れに身を委ねてしまった方がよい。そこに幸せがある」と言われている。人生経験からのことでしょう。こころは、今日も大吉!

 ※絵は、本の挿絵を真似て描きました。水木さんの自画像でしょう。

2017年2月14日火曜日

「施しの有難さと喜び」の教え ~ 義母の誕生日


 誕生日を迎えると、普通、周りの人が祝ってご馳走してくれる。だが、私が修行していた佐世保・本興寺は逆だった。誕生日を迎える人が、周りの人にご馳走を施す決まりがあった。ご馳走といっても、お菓子やらジュースなど、無理のない程度。寺族や、僧侶、お籠りさん(在家修行者)など、30人は居たでしょうか。「総供養」、食べ物をすべての人にお配りするわけです。誕生日を迎えられたことへの感謝、施しの有難さ、施しの喜びを、当時住職・故・永村日鵬上人が、皆に教えられていたのでしょう。
 昨日は、義母の満91歳の誕生日。家族でお祝いをしました。本興寺での誕生日のお祝いのやり方を、想いだしました。こころは、今日も大吉!

 ※絵は、義母の誕生日に回転ずしから買ってきたもの。義母の奢りであれば、文章的にまとまるのですが、生活費からの出費です。

2017年2月13日月曜日

「山川草木 皆有仏性」 ~ 樹木伐採のお祓い


 この2~3日ほど、檀家さんの法事、他寺のお葬式の手伝い、夢てらすの管理当番、フェスティバルの手伝い、町内会の葬儀参列手伝い、など少し忙しくしていました。ブログアップの間が空きました。そして、今日 午前中、依頼された木の伐採のお祓いに出かけました。

 「山川草木 皆有仏性」。山や川、草や樹木、皆、仏さまが宿っている、と考えられています。物言わぬ動かぬ草木の「想いのエネルギー」は、特に強いそうです。木を切り倒すとき、「殺さないでくれー!」と、強い想念を発すると話に聞きます。負のエネルギーは、受けたくないものです。
 生活の為、樹木を伐採しなければならないときがあります。樹木の魂にお詫びの供養をして帰るべきところに帰っていただき、伐採する方が賢明です。剪定はともかく、樹齢10年以上の木を切り倒すときは、お祓いをお勧めします。こころは、今日も大吉!
 

2017年2月10日金曜日

ヒロシ風に描いてみた ~ 「経淳です」


 「ヒロシです。ヒロシです。ヒロシです・・・・」。ピン芸人、ヒロシが、再ブレークしているそうです。友人が、ヒロシのカレンダーを持っていました。ファンだそうです。面白いですものね。
 ヒロシ風に描いてみました。でも、ギャグが浮かびません。自虐ギャグは、取り扱いが難しかとです。こころは、今日も大吉!

2017年2月9日木曜日

功徳を回向するを上品とす ~ 父の命日


 今日は、父の命日。ちょうど20年前に他界しました。 
 父のお墓は長崎にあります。お参りに行けません。仏壇の前に家族で座り、お経をあげました。午後から、何かひとに施そうと思っています。せめてもの親孝行です。
 「功徳を回向するを上品(じょうぼん)とす。亡き親においてをや」  日蓮大聖人。こころは、今日も大吉!

 追記 ~  父の似顔絵を描いてみましたが、描けません。父は父でもゲゲゲの鬼太郎の父「目玉おやじ」を描いてみました。ちょっと痩せています。介護が必要か? ※文中の「上品」⇒ レベルが高いの意。

2017年2月8日水曜日

木は大きくなると始末におえません ~ 雑木切り


 建物のすぐ側に木を植えたり生やしたりしてはいけません。木は、いずれ大きくなります。根が建物の基礎を持ち上げたり、枝が屋根を触ります。落ち葉がトイを塞ぎます。大風で倒木し屋根を壊すこともあります。大覚寺で経験済みです。
 蛇や蜂がいない冬の間、本堂周りの雑木の枝を切ります。切りすぎると土砂崩れしやすいので、適度に切っていかなければなりせん。おまけに崖の上。梯子を使います。正直、高いところは苦手です。
 もちろん、大きく切るときは檀家さんが集まってくれます。今は、日々の仕事として小さくボチボチとやっています。こころは、今日も大吉!

2017年2月7日火曜日

次は、メジャーで! ~ 松山英樹プロ


 やりました。松山英樹プロ。米ゴルフツアーで4勝目。
 18番、入れれば優勝のパットがカップ1センチ手前で止まりました。「うわ~!」という感じ。それでも、プレーオフで勝ち、優勝しました。すごいです。
 松山プロにしてもテニスの錦織圭プロにしても、世界で大活躍しワクワクさせてくれます。次は、メジャーで勝ってもらいたいですね。こころは、今日も大吉!

2017年2月5日日曜日

間一髪のところで救われる ~ 自動車のお祓い


 自動車を買ったら、車体のお祓いをしましょう。
 家には家の、土地には土地の、トイレにはトイレの神様がいます。当然、自動車にも神様がいます。自動車の邪気を祓い、神様を荘厳しましょう。そうすると、「間一髪」のところで救ってくれることでしょう。自動車保険も大事ですが、お祓いも大事です。
 大覚寺は、皆様の交通安全を日々祈っています。皆さまも、どうか安全運転に努めて下さい。こころは、今日も大吉!


 ☆交通事故の想い出 ~ 昔、三菱のターボ車に乗っていました。峠の緩やかなカーブの下り坂。スピードを出したまま突っ込みました。運悪く道路にダンプからこぼれた砂が敷かれてあり、タイヤのグリップが効きません。回転しながら側溝を飛び越え、岩場の崖に運転席側の側面から突っ込みました。尖った岩がドアに突き刺さり、間一髪のところで、身体には届きませんでした。その代り、交通安全の鈴のお守りがペチャンコになっていました。たぶん、「身代わり」になったのでしょう。私は、そう信じています。「間一髪」、大きな違いです。侮れません。

2017年2月4日土曜日

お造り定食 ~ 新大阪駅


 大阪に、用件で行った。友人や親愛なるおっかさんに会えた。ハッピーな一日だった。こころは、今日も大吉!
 
写真は、新大阪駅で用件前の腹ごしらえ。「安いが取り柄」「朝から呑める 素晴らしい」のキャッチコピーのお店。お魚メニューが並ぶお店。「お造り定食」。

2017年2月3日金曜日

今年の恵方は「北北西」 ~ 節分、恵方巻


 今日は、節分。恵方巻を食べる日。海苔業界の海苔消費キャンペーンから拡まったそうです。ちょっと商売っ気がありますが、経済が活性化すれば良いのではないでしょか。
 ただ、恵方巻販売店では、スタッフに販売ノルマがあるお店が結構あるそうです。中にはノルマ100本のお店があるとテレビで言ってました。その手の恵方巻が我が家にも届きます。美味しく食べるのは簡単ですが、関係者にとっては、ちょっと大変なところがあるようです。こころは、今日も大吉!

2017年2月1日水曜日

もうすぐ立春 ~ 梅一輪


 梅一輪 一輪ほどのあたたかさ
 芭蕉の弟子、服部嵐雪さんの俳句です。寒い中にも、ほのかな暖かさが伝わります。
 今日は、2月の朔日。4日は「立春」です。寒い中にも、次第に春めいてきます。こころは、今日も大吉!