2022年1月31日月曜日

恥ずかしいと思う気持ちが恥ずかしい〜作務衣の充て布


 作務衣の襟の首回りが擦り切れた。デニム生地。女房殿に「デニム生地の古着を切って充て布をしてもらえればなあ」と話をしていた。1週間後、「はい」と作務衣を手渡された。女房殿の上着を切って充ててある。しかし、デニムはデニムでも黒っぽい。なんだか野良着の伏せみたいに見えた。貧乏っぽい。本興寺はお参りが多いお寺だから、人目が気になる。女房殿の親切は有り難いが、貧乏臭くて恥ずかしいなあと思い、しばらくの間、着ることが出来なかった。
 しかし、女房殿の親切は立派な施しである。施しを無にしちゃいけないと思い直す。着ることを恥ずかしいと思う気持ちが、恥ずかしかった。今日、お寺で着ている。こころは、今日も大吉!

2022年1月30日日曜日

まるでポパイのように〜総社産のセロリ〜地産地消


 清音の人からセロリが届いた。総社産のセロリ。清音に住んでいた時は食べていた。お礼の電話をしたら「今が旬だから!」と言うことだった。「地産地消」と書いてある。清音の人間になったつもりで食べた。瑞々しく美味しい。ポパイがほうれん草を食べて力強くなるように、総社産のセロリを食べて元気になった。
 『NPO法人 きよね夢てらす』のホームページを時々、覗いている。今のところ、通常通り開館しているようだ。夢てらすの個々の皆さんは、元気にしているだろうか?こころは、今日も大吉!

2022年1月28日金曜日

クリーニング屋さんの名残(なごり) ~ 袴の畳み方


 お世話になっていたクリーニング屋さんが店仕舞いされた。機械買い替えの時期と 年齢的なものもが重なったらしい。
 若いころ脱サラしてクリーニング屋さんを始められた。クリーニング屋の経験などない。だから 伝手(つて)を頼って教えてもらいながら 自分の店を開いたらしい。なんと大胆な。しかし、技術の肝心なところは教えてもらえなかったので、見て覚えたそうだ。幸運だったのは、奥さんが口上手で注文をたくさん取ってきたことだと笑う。近年はコロナ禍で お客のお出かけが無いのでクリーニング店はさほど必要とされないが、当時はバブル期、やれ入学式、結婚式、パーティーだとシーズンになれば 出来ないくらいの注文があったらしい。道を歩くと注文されるので 「出来ません」と逃げて帰っていたそうだ。
 気さくなご夫婦。信頼できるお店を紹介しての店仕舞いなので、後のことは問題ない。だが、信頼できる馴染みのクリーニング屋さんの店仕舞いは、やっぱり寂しい。こころは、今日も大吉!

 余談 ~ 普段着の袴は、自宅で女房殿が洗濯する。最近、袴の紐が組紐みたいに畳んである。「えらい上品やなあ」と女房殿に言うと「店仕舞いするというので、ご主人さんに教わったのよ」。やっぱり気さくなご主人やなあ。袴の畳み方が、クリーニング屋さんの「名残(なごり)」になった。

2022年1月27日木曜日

自宅のお風呂で温泉気分 ~ 8日間の寒修行終了

 8日間にわたる寒修行が無事終わりました。皆について歩くだけですが、良い修行が出来ました。有り難いことです。
 初日から4日目ぐらいまでは、健康的で気持ち良さを感じました。しかし、日を追うごとに足が段々としんどくなっていきました。お寺での慰労会の後、夕方から裏山の温泉に行って癒そうと思いました。しかし、なんせコロナ禍。自宅のお風呂に入浴剤を入れて温泉気分としました。「秋田 乳頭の湯」。こころは、今日も大吉!

2022年1月26日水曜日

寒修行、あと一日 ~ 「七日間をもって半ばとする」


 写真は、寒行6日目。お寺付近。一番下から急な階段を上りあがって来た。「ハーハー、ゼーゼー」、息が上がった。佐世保は、なんと坂道と階段が多いことか。この日は、女房殿も参加した。一日のみの参加。初めてではない。要領は分かってる。修行になったかどうかは分からないが 功徳は頂いたことだろう。笑顔だった。今年は10人ほどで回っているが、参加者が増えればいいなあと思う。
 寒修行も8日間のうち七日が過ぎ、残すところあと一日となった。最終日は 午後3時頃には終わると聴いている。「やれやれ」と言いたいところだが、「七日間を以って半ばとする」という言葉もある。最終日まで事故無きよう勤め上げたい。こころは、今日も大吉!

2022年1月24日月曜日

寒中お見舞い 申し上げます



 寒修行、5日目。24,000歩。18㎞。結構歩いた気がする。
 年賀状を書かなかった方に、少しずつ「寒中見舞い」を書いています。とりあえず、当ブログにて寒中お見舞い。こころは、今日も大吉!

2022年1月23日日曜日

『私は私、これでよし』 ~ あれこれ雑記


  ▶寒修行3日目は、終日 雨に見舞われた。長歩きのところは、ポンチョ(雨具)を着て歩いた。部分的に車で回ったところもあるが、朝から夕方まで予定通り歩いた。びしょ濡れ。8日間の中では、雨の日もある、と覚悟の上。
 ▶今日は、寒修行が早めに終わり 勤務を早めに上がらせてもらった。大相撲千秋楽を観ることが出来た。ラッキィ池田! お寺の衆は、郷土力士の十両・平戸海を応援している。今日の大相撲中継で、解説の舞の海さんが「北の富士さんが熱海富士に夢中になるのと同じで、私は平戸海に一番夢中になっていますね」と語っていた。今場所、勝ち越し。十両・平戸海に注目。
 ▶寒修行に入る前に、図書館から本を6冊借りている。実際、寒修行中は 疲れて読書など出来ない。しかし、こういうストレスがかかった時に なぜか本を読みたくなる。枕元に本があると安心する。週刊誌や新聞のコラムを読む感覚で読んでいる。雑誌の感覚。だから、あれこれ雑読。読み残しても、図書館の本だからお金はかからないしね。『嫌われた監督』は昨年12月の新聞の広告欄で知った。即、図書館に予約。4人待ちの順番が回って来た。想った内容と違った。そのまま返却になるかも。
 ただ流されるままに、ぼ~と生きている。こころは、今日も大吉!

2022年1月22日土曜日

なんだ坂 こんな坂 ~ 寒修行、3日目


 ♬ なんだ坂 こんな坂  なんだ坂 こんな坂 しゅしゅぽっぽ、しゅしゅぽっぽ、、、お山の中行く 汽車ぽっぽ
今日のご供養
 寒修行3日目。さすがに疲れてきた。筋肉痛が出てきた。それでも、トン、トントン、トン、トントン、、、こころは、今日も大吉!


2022年1月21日金曜日

施し(ご供養)は、他人の為にあらず ~ 寒修行、2日目



 寒修行、2日目。私のスマホ万歩計で18,500歩。14.5㎞の表示。後輩のは、25,000歩ほど表示されていた。佐世保特有の坂道を上ったり下ったり。足の筋肉が疲れるのは もちろん。それ以上に、上り坂は息が上がる。8日間で一番しんどいコース。それでも、褒美はある。兄弟子のお寺をお参りしてのお昼のご接待。ご馳走が並ぶ。さすが兄弟子。日頃から「施しの有り難さ」を力説されている。
 寒修行の道中、お寺と言わず、檀信徒さんの家でご接待がある。お茶やお菓子を頂いたり、お昼ご飯を頂いたり。ぜんざいなどの接待もある。嬉しくもあり、有り難いものだ。「情けは、他人の為にあらず」と言うが、「施し(ご供養)は、他人の為にあらず」でも間違いではない。「善因善果」こころは、今日も大吉!
 

2022年1月20日木曜日

歩くも施すも、功徳あり ~ 今日から「寒修行」

 一年で一番寒い時期「大寒」に入りました。本興寺では、恒例の「寒修行」が始まりました。「トン、トントン」という団扇太鼓(うちわだいこ)のリズムに合わせ、お題目を唱えながら市中を歩きまわる修行です。道中、檀信徒さんの玄関先で その家の無病息災を祈ります。市内全域、今日から8日間続きます。

 今日の歩数をスマホの万歩計で計りましたら、約2万歩。距離で18㎞でした。正確かどうかは分かりません。日が差しているかと思えば小雨。暑かったり寒かったり、いい天気ではありませんでした。佐世保に越して来て以来、ほとんど歩いていません。体力的に無事お寺まで帰り着くか心配でした。それでも、お題目を唱えながらの歩行だからでしょうか、疲れましたが、夕方にはお寺にたどり着くことが出来ました。有り難いことです。
 「一日の修行は一日の功徳あり。八日間の修行は、八日間の功徳あり」。歩くも 功徳あり。施すも 功徳あり。修行、修行。こころは、今日も大吉!

2022年1月19日水曜日

慧日よく消除す〜お日様が有り難い

 今朝は冷えました。朝のお勤めに出る時(午前5時半)、自動車のフロントガラスが凍っていました。外気は温度計で零下2℃だったそうです。それでも、お日様が当たれば、屋根の霜やフロントガラスの凍り付きは、あっという間に消えてしまいました。お日様がなんと有り難いことか。
 お経文に「衆罪は霜露(そうろ)の如く、慧日(えにち)よく消除す」とあります。それぞれの人が背負っている諸々の罪は、霜や露と同じようなもの。お日様のような仏様の智慧の光がたちまちに取り除いてくれますよ、と言うふうに理解しています。そして、仏様の知恵の光を浴びるには、神仏をひたすら信じて掌を合わせることだと思います。
 「慧日よく消除す」。お日様とお題目は、有り難い。こころは、今日も大吉!

2022年1月15日土曜日

おーい!大村で10億円当たったてよ!〜正負の法則

 

 「出た!大村で年末ジャンボ 10億円」。地元の新聞記事が躍る。大村とは、長崎県の中間部の大村市のこと。へえ〜!大村でえ。どこの誰だか、性別も年齢も分からないが、なんて幸運な。10億円と言うと、毎年1千万円使ったとしても、100年はもつ。遊んで暮らせるとはこのことだ。
 だけど待てよ、宝くじで高額が当たって他人に知れると、その地に住めなくなると聴く。知らない親戚がたかりに来たり、福祉関係だと名乗って寄付を要求する。断れば、「人でなし」などと罵られる有様。空き巣や窃盗への不安。騙し取られないかの不安。常に恐怖感があり、人間不信になるようだ。当たったことは大幸運だが、不幸も隣り合わせだろう。
 美輪明宏さんの『ああ 正負の法則』を読んだ。例え、美女美男、お金持ちであっても、何らかの苦しみを抱えているものだ。だから、人を羨ましく思わないで良い。また、幸不幸は隣り合わせ。盛者必衰。人間万事塞翁が馬。禍福は糾える縄の如し。とはこのことだ。そうであれば、先に努力や施しなど損をすれば、後に福が来る。努力しているか?施しをしているか?先ず、自分を顧みることが必要である。(以上、私なりの解釈)
 私などが宝くじに大当たりすると、多分、ノイローゼになるね。今のままで良い。そう思うのは、宝くじを買っても、ちっとも当たらない私のヒガミなのだろうか?こころは、今日も大吉!

2022年1月14日金曜日

人生の杖〜俳人・夏井いつきさんの記事


    TV番組「プレバト」での俳人・夏井いつきさんの批評を聴いていると、日本語はおもしろいなあ、俳句を勉強してみたいなあ、などと想う。   
    今日の長崎新聞   俳人・夏井いつきさんの紹介記事が出ていた。家庭の事情で中学校教師を辞め俳人となったこと。それは  厳しい決断であったこと。また、 「俳句を俗化させている」と批判を浴びることもあるが、山を高くするには裾野を広げることが必要。俳句を通して日本語を愛する日本人総俳人化が目標であること、などが述べられている。
   「出会った人やもの、全てが俳句のネタ。何かが心をくすぐると、それが俳句になる。自分で世界を表現できる小さな喜びは  人生の杖になる」とお考えのようだ。
    当ブログも、うまく表現できたときは、喜びを感じる。日常の些細なことに感じ、思い考えたことが、人生の杖になっていくように思える。「人生の杖」とは大袈裟な表現だが、「些細なことの積み重ね」を侮ってはいけない。こころは、今日も大吉!

2022年1月12日水曜日

昼食は、海上牡蛎小屋 ~ 完全オフ、その4


 
 昼ご飯は、牡蛎小屋でカキを焼いて食べた。佐世保・船越町の海上カキ小屋。「海上」というくらいで海の上の筏のカキ小屋。
 牡蛎、エビ、サザエ、一夜干しのイカ、焼きおにぎりを焼いて食べた。セットで牡蛎チャウダー(シチューみたい)と笹飯が付いていた。牡蛎は、1kg。小ぶりです。20個ほどかな。牡蛎を堪能。美味しかったですよ。
 完全オフはまだ続きますが、おあとがよろしいようで。こころは、今日も大吉!
 

ハバ ナイスDAY!〜 完全オフ、その3


 バイキングの朝食を済ませて、3回目の温泉に浸かる。風呂場は、朝日が差し込み、ガラス越しの眺望もよく最高でした。人も居ないしね。
 当初、嬉野温泉を考えていました。嬉野温泉まで有料道路を使い30分余りで着くでしょう。しかし、運転したくありません。もっと近場が良い。市内のホテルにしました。「ふるさと深呼吸キャンペーン」で県内であれば、かなりの割引になります。即、決めました。
 今日の予定は、ホテルでゆっくり過ごして、その後 腹ごなしにドライブ。お昼は、牡蠣小屋にて牡蠣。この辺りは、牡蠣の養殖が盛んです。あくまで予定。こころは、今日も大吉!

 今朝撮った写真。雲が垂れていましたが、今はいい天気。ハバ  ナイスDAY!

三年に一度の庶民の贅沢 〜 完全オフ、その2

 
 早朝、ホテルにて温泉に浸かる。極楽極楽。
 食事は、夕朝とも、バイキング。夕食は「カニ食べ放題」付き。食べ放題といっても、まだ他に肉料理やお寿司など美味しい料理があるので、そんなに食べられない。程々が美味しい。
 温泉に浸かり、美味しいものを食べて、ぐっすり寝る。三年に一度の庶民の贅沢。こころは、今日も大吉!

2022年1月11日火曜日

明日まで完全オフ〜市内のホテルに宿泊

 
 今夜は、佐世保市内のホテルで 女房殿とくつろいでいます。昨年暮れより年始まで多忙でした。人間は、オン、オフが必要です。今日夕方から明日いっぱい完全オフします。
 佐世保市街地、佐世保港、九十九島が一望できます。温泉です(写真)。ツイン部屋、一泊二食付き。夕朝食共にバイキング。一人につき、長崎県県民限定の割引、5,000円、佐世保市宿泊割引、3,000円、2,000円分クーポン付き。一人に計10,000円分お得。一人、数千円で宿泊になります。
 目的は、完全オフ。仕事及び雑念はシャットアウト。悠々の時間を過ごすつもり。こころは、今日も大吉!


2022年1月10日月曜日

信仰の有り難さ ~ お茶屋さんの店仕舞い


 国道を挟んで、お寺の はす向かいの「お茶屋さん」と「焼き鳥屋さん」が店仕舞いをしました。道路拡張に伴い、立ち退きの為です。さみしい限りです。焼き鳥屋さんにおいては、昨年暮れ、お寺の忘年会を開き、なごりを惜しみました。
 お茶屋さんとの立ち話。「店仕舞いをされるそうですね」「はい、うちが立ち退かないと、工事が出来ないのです」「他所で始められるのですか?」「私も、まだまだお茶屋を続けたいのですが、新しい店舗が見つからないのです。辺鄙なところか、家賃が高いところしかありません。家賃50万円じゃねえ」「寂しくなりますねえ。今までありがとうございました」「お礼を言うのは、こちらですよ。ここにお店を構える時、屋上の日蓮さま(像)が、きっと見守ってくれる、そう思いました。実際、見守ってもらいました。有り難かったです」「お店を閉められても、日蓮様が、日々 見守っていかれますよ」「ありがとうございます」。
 お寺と地域。信仰の有り難さを教えられた。こころは、今日も大吉!

2022年1月8日土曜日

佐世保の県営弓道場


 佐世保には立派な弓道場があります。県営の弓道場。お寺から車で10分ほどのところ。運動公園や県営武道館のエリアの一角。県営だけあって白壁など外から観るにかなり立派です。中に入ったことはありません。使用料100円で誰でも利用できるようです。佐世保の弓道会会費は年間  12,000円と聞きます。岡山県の総社市弓道会は年会費3000円でした。岡山県の会費が4000円。趣味にお金は厭いませんが、ちょっと割高。お寺の総代さんが弓道をしていて、「行きましょう」と誘われます。暖かくなって左手親指が調子良い時、覗いてみようかと思っています。道場破り? 、、なんちゃって。 こころは、今日も大吉!

2022年1月7日金曜日

年初め〜令和四年


 年が明けて七日が経ちました。元旦より三日間、「新春初祈祷」で朝から夕方までお参りの方々にご祈祷をしていました。4日より檀家さんの家へ年始のお経回り。お盆と同じようにお経回りをします。ほぼ回り終えました。忙しく過ごしました。しかし、7日が過ぎたからといって暇でもありません。20日から「大寒」に入り、お寺では「寒修行」が始まります。20日より八日の間、太鼓を叩いて一日中 市中を歩き回ります。最近歩いていません。途中で萎えてしまわないか心配です。
    今年も宜しくお願いいたします。こころは、今日も大吉!