お寺の境内から本堂に上る階段の脇に、泰山木(たいさんぼく)の花が咲きました。木蓮の一種です。大きな花が咲き、見応えがあります。ひとつ目が咲いたのが 2週間ほど前。次に花が開いたら写真を撮ろうと、毎日チェックしていました、今日、やっと咲きました、でも、見つけた時には既に雨風に晒されて開き過ぎていました。白い大きな木蓮の花で 包み込むようなきれいさがあるのにですね。ガッカリです。まだ他にいくつか蕾があるので、それに期待します。こころは今日も大吉!
追記 ~【言わぬが花。大山レンゲと泰山木】 先日、知らないおじさんが歩道から塀越しに この木をじっと見上げていました。「何か珍しいものでもあるんですか?」と尋ねると「オオヤマレンゲ」と答えられた。毎年、この時季に咲くので見ていたそうです。下からは見えないので、子どもの頃は木に上って上から見ていたそうです。だから、このおじさんの言う通りこの木は「オオヤマレンゲ」と思っていました。既に何人かの人に教えました。しかしながら、先日、姉のブログを見ていたら、「泰山木」のことが書かれてありました。「泰山木」と「大山レンゲ」、同じモクレン科で花はよく似ています。しかし、葉っぱが少し違います。泰山木は枇杷(びわ)みたいな葉っぱです。花が落ちた後はブラシみたいなものが残ります。お寺のモクレンは「泰山木」でしょう。
しかし、おじさんに「泰山木ですよ」と教えるのは やめときます。それを言うと、おじさんの心に きれいに咲いている大山レンゲが、一気に萎えてしまいそうです。