百田尚樹さんの『夢を売る男』を読んだ。物語の展開はあまりない。出版社の一つの営業として、一般人に言葉巧みに高い料金で本を出版させる。だが、詐欺とは考えず、自分の本を出版したいという夢をかなえる商売と捉えている。編集長が不況にあえぐ出版業界の実情を明かしていく展開。
本屋に行くと、無数の本が並んでいる。売れないで赤字になる本の方が多いのではないかと思うことがある。ネットの動画やSNSが面白くて、本など売れないと聞く。それでいて、次から次に本が出版されている。ベストセラーで支えているそうだが、出版業界も大変だなあと思う。こころは、今日も大吉!
0 件のコメント:
コメントを投稿