「苦しいときの神頼み」。苦難、難問に出くわすと、神仏に必死にお願いすることでしょう。「心を入れ替えますので、どうかどうか願いを叶えて下さい!」と。
しかしながら、いざ願いが叶うと、祈ったことなど忘れ、自分の力で解決したように思えてきます。その後の精進はおろか、神仏にお礼も言いません。「喉元過ぎれば、熱さ忘れる!」です。いけませんねえ!神仏の方は、ちゃんと覚えておいでですよ。もちろん、大きい小さいに関係ありません。何、「願いが叶わなかったので、お礼は言わない!」だって。たとえ願いが叶わなかったにしても、神仏は陰となり働いています。この場合は、「願成就」でなく、「願ぼとき」をしなければなりません。
今からでも遅くありません。今年祈った分だけ「願成就」「願ぼとき」をして下さい。17日は、大覚寺で『報恩 お焚き上げ祭』があります。こころは、今日も大吉!
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