演劇を観に行った。『煙が目にしみる』。於、倉敷市民会館。
火葬場の待合室を舞台に、死者の幽霊とその遺族の話。コメディ。劇の作りは、吉本新喜劇と同じ。幽霊の気持ちも遺族の気持ちもお見通しの滑稽なお婆さん(座長)が、ひとを諭しながらハピーエンドに導くパターン。
最近は、家族葬が多くなった。だが、葬式は家族や親族だけの為にあるのではなく、死者が生前関わったそれぞれの人たちの為にある。それぞれの別れの気持ちがある。それぞれを大事にしてやらねばならない。そういうことがテーマのようだ。
住職として、家族葬にする遺族の気持ちも分かるが、やっぱりオープンの方がいいと感ずる。こころは、今日も大吉!
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