2018年6月20日水曜日

読書 ~ 浅田次郎さんの2冊


 浅田次郎さんの『プリズンホテル』と『憑神(つきがみ)』を読んだ。
 『プリズンホテル』は、ヤクザの親分が経営する任侠団体専用のホテルを舞台にした話。物語の最後は清々しい。演劇みたいな仕立て。『憑神』は、貧乏神、疫病神、死神が出てくる落語みたいな話。幕末の下級武士の悲哀を感じる。最後のオチは、御家人(武士)としての儀。どちらの本も人情味がある。
 おかげで、病院の待ち時間、また列車の中で退屈することなく楽しく過ごせた。こころは、今日も大吉!

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