先月の蛇に続き、今度は狸だ。倉敷から清音に帰る途中、浅原峠越えの県道路上で狸が死んでいた。たぶん自動車に撥ねられたのだろう。見なければよいものを見てしまった。さすがに狸から「お坊さん!お坊さん!」と呼び止められはしなかったが、心の中で「あんた、坊さんだろう?!」と自問する。変に坊さん面(づら)するわけではないが、死骸をこのまま放置していたら、カラスに突かれるか後続車にぺちゃんこにされる、アスファルトの上では成仏も出来まい。一旦 寺まで帰り、鋤簾を持参して立ち戻る。道路脇の深い草薮の中に葬ってやった。「迷うでないぞ!狸君!」こころは、今日も大吉!
お見事! お寺さんの鏡じゃ。誰でもでけん。
返信削除檀家さんがいないから、狸や蛇が相手ですわあ。
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