長崎県島原のお上人から、義母の初盆の提灯を戴いた。お題目入りの提灯。
表面は朱色のお題目、裏面に薄墨色のお題目がプリントされている。その意味は、「朱は、ご先祖様が帰ってきた喜び。賑やかにお迎えするという意味での朱。薄墨色は、帰ってきた喜びと裏腹に、お盆が終わると、またご先祖様とお別れをしなければならない寂しさがあることを表している」のだそうです。お迎えする喜びと、お別れする寂しさ。お盆は、なんだか切ないですね。切ないが故に、精一杯、お迎えしたいものです。
義母の初盆に頂戴した提灯ではありますが、「自分だけではもったいない。お寺の縁ある仏さまの為に、提げて下さい」と霊山浄土の義母から連絡がありました。義母の意を汲み、お寺の縁ある仏さまの為、山門に提げさせてもらいます。こころは、今日も大吉!
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