2020年7月13日月曜日

筆は、望月日謙上人 ~ 大覚寺の寺額(じがく)


 大覚寺には、本堂に立派な寺額(じがく)が掲げられている。幅1.9m 高さ1mほど。大きいです。淵の彫り物は、龍。総社市の指定文化財となっている。筆は、身延山久遠寺法主 第八十三世、日蓮宗管長、立正大学学長などを歴任された望月日謙上人。人格者であり筆字でも有名だったようです。身延山 法主様から 寺額を書いて頂いたということは、当時の大覚寺に、篤い信仰心や経済力があったと想像されます。大覚寺の寺宝です。大切にしています。
 先日、寺額のことを来客にうまく説明できませんでしたので、ここに記しました。こころは、今日も大吉!

 ※ 望月日謙上人を調べてみました。管長時代、昭和12年8月に信行道場を初めて開設したお上人だそうです。当時、学制は充実していったが、学僧の信行は反比例して希薄になっていった。その打開策として宗立の信行道場が、身延山に開設されたようです。また、総理大臣になった石橋湛山氏を子どもの頃に 預かって訓育したことは有名です。

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