どなた様かは 存じませんが、前回のブログ記事へのコメント有難うございます。
30年も前の話です。私たち夫婦は、結婚の挙式も披露宴もしておりません。写真館で貸衣装を着てそれらしき写真は撮りました。結納は、お師匠様と姉夫婦と母親とで女房殿の実家に伺い、済ませました。結婚当日、お師匠様はじめ兄弟弟子の方々で祝祷(お祝いのご祈祷)をしていただいて それで終わりました。親に反対されての駆け落ちでもなければ、誰かに気を遣ってのことではありません。その年の11月から第三回目の荒修行場に入ること、また、お師匠さまのご都合と友人の結婚の関係など諸般の都合で、結婚式は 百日間の荒修行が終わった後に執り行なおうということになりました。翌春、修行から帰っても バタバタで落ち着きませんでした。それ以来、結婚式どこ吹く風ぞで、未だに結婚式をしておりません。女房殿には、申し訳なく頭が上がりません。
結婚色々、人生色々。「結婚式はしない」という人がいます。しかし、人生の節目の儀式は意義がある。結婚式は、した方が良い。こころは、今日も大吉!
写真は、三回目の荒修行を終え、団参で迎えに来た女房殿とのツーショット。身延山、朝勤後。髪と髭は百日間、伸ばしっぱなし。人相悪し。
えー写真じゃ。人相は今よりいいよ。奥さんの左手の指輪がなんともいえんええ。
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