朝の勤行で、法華経を読む。定番の方便品やお自我偈に加え法華経の要品(ようほん)を品(章)ごとに日替わりで順番に読んでいる。
妙荘厳王本事品第二十七(法華経 第27章)を読んでいて、毎回「如白珂月」(ニョビャクカーゲツ)と読んでいたら、いつも皆とくい違う。間違う。毎回だ。最近、ふと思った。「自分のお経本が、間違ってはいないだろうか?」と。 調べてみた。案の定だ。正解は、「白如珂月(ビャクニョカーゲツ)」。経本の白と如の字が入れ替わっている。このお経本は、清音のお寺のお勤めで使っていて、これで長年読んできた。今更だ。清音では1人で読んでいたので気づかなかった。10年以上前、荒行堂を修繕する寄附をした時、県の修法師会からのお返しの経本。お経本自体は、第二版。まだ、完璧でなかったようだ。今は、改訂されているだろう。
お経本が、間違っていることもあるんだな。次回の勤行からバッチリ。こころは、今日も大吉!
お経は1日読まないと10日交代しますね。住職を引退して以来、読経の機会が少なくなり、久しぶりに朝勤に出ると、おかしげな読み方をしています。「サーニョウゼ、インデニョウゼ…」と。お参りに来られている人がクスクスと笑っているのが聞こえます。
返信削除岡山弁読経、親しみがありますね。敬意と親しみが溢れる笑い声でしょう。お留守番、お疲れ様です。
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