腕時計を修理した。修理と言ってもベルトの付け根のピン。簡単そうだが特殊。以前、倉敷のイオンモールに入っている2軒の時計屋に持ち込んでみたが、「特殊ですねぇ、古い時計で部品もありません。ウチでは出来ません」。どちらも無碍に断られた。雇われの若い店員さんばかりでお店に職人さん肌がいなかったのでしょう。
今回、お寺の近くの時計屋さんに持ち込んだ。年配の店主が、手持ちの部品を探し回って修理してくれた。この時計、数十年の間、電池だけを替え続け、ほとんど使っていない。とっくに紛失していてもおかしくない腕時計。今回、復活!なんだか嬉しくなった。
この時計にこだわっているのは、高級腕時計だからと言うだけではない。女房殿との結婚の結納返しの品だからだ。最近の流行りは、電波時計、それにソーラー電池が主流だ。正確で経費もかからない。実際に今、使っている腕時計もそうだ。だが、実用性はなくとも、大切にしておきたいモノはある。これからも使わず、電池交換だけし続けるだろう。こころは、今日も大吉!
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