先日、ポツンと一軒家みたいな檀家さんの家にお経に伺うと、檀家さんが犬に餌を与えていました。その家には毎月 伺いますが、飼犬を見たのは初めてです。犬を飼っているとは知りませんでした。犬が嫌いではありせん。犬に近づきました。なんと、犬が後づさりします。飼い主が「よし、よし、大丈夫」と落ち着かせます。さらに近づくと、また、後づさりします。可哀相なほど怖がっています。気の毒で、私もそれ以上は近づきません。それでも恐がって、怯えながら犬小屋の奥に引っ込んでしまいました。「この犬は、人間が怖いのだな」と感じました。飼い主も「臆病なんです」と言います。「人間に怖いことをされたのだろうか?」と呟くと 、「そういうことは記憶にありません。事務所の従業員たちには可愛がられていました。いじめられたことは、ありません」「飼い主に似ると云いますから、そっちの方でしょうか?」「はっ、はっ、はっ、は。そうかもしれません」。人間と一緒で、いろんな性格の犬がいますね。
最近、読売新聞で「イエロー ドッグ プロジェクト」の記事を読みました。犬に黄色いリボンを付けることで、「この犬は、他の犬を怖がったり、人間が苦手です。近寄らないで!」と表示するものです。妊娠中のマタニティーマークと同じように周知してもらいたい、という記事です。現にその様な犬がいることは確かです。「黄色いリボンの犬」、覚えておきましょう。こころは、今日も大吉!
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