故、遠藤周作さんの『生き上手 死に上手』を読んだ。1980年代、雑誌や新聞に掲載されたエッセイを集めたもの。もう40年前のエッセイ集だ。内容からすると、便利や効率を追求する西洋合理主義に対し、目に見えないもの、無駄なものに大切なものがあるんじゃないかと見直されてきた時代のようだ。だが40年前だからと言って古くない。ネット、バーチャル、キャッシュレスなど便利便利を追求する現代では尚更考えさせられる。こういう時代だからこそ、目に見えないもの、無駄に思えることが、人生に於いて大切と考えさせられる。
老い、信仰、病気治療、生と死、遊びのことなど色々、興味深く読んだ。遠藤周作さん、面白い。こころは、今日も大吉!
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