女房殿の生まれ故郷、佐賀県武雄(たけお)を散策。自宅から車で下道を走り1時間弱。昔とすれば随分変わっているのだろうが、それでも生まれ故郷。ポイントは知っている。先ずは、武雄神社。
神社の奥に樹齢三千年を超す「武雄の大楠」がある。ご神木。パワースポットのようだ。たくさんの人がお参りしていた。生後一か月の赤ちゃんを抱いた夫婦。お礼参りのようだ。また、祝詞か讃美歌か分からない歌を合唱しているグループもいた。先導する先生が、「見えます、見えます。喜ばれています」みたいなことを涙を拭きながら言っていた。私には、何も見えなかった。近くにいたおばさんに「ご利益がある大楠なんでしょうねえ?」と尋ねると、「そりゃそうでしょ。三千年も生き続けているのですもの」と答える。それを聞いていた人が「三千年も生きていたら、疲れはてていないかなあ」と呟いていた。
「武雄の大楠」は、それぞれの信仰の対象。ご神木なのである。神聖なもの。一礼して去った。こころは、今日も大吉!
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