2024年4月26日金曜日

「自分だけの おまじない」があっても良い ~ 縁起物の手拭い


 3枚の「手拭い」をハンカチ代わりに使っている。「日蓮聖人降誕八百年、三奇瑞顕彰の手拭い」「柴又帝釈天の手拭い」「福を呼び込むコウモリをデザインしたカステラ屋の手拭い」。どれも縁起物の手拭い。
 手拭いは、奈良時代からあるらしい。古語は「太乃己比(たのごひ)」と称された。「た=手」、「のごひ=拭う」という意味。「たのごひ」⇒「てぬぐい」。当初は、神仏に対して、身体、あるいは器具を清浄にするために使われたそうだ。そのうち「穢れを拭う。浄める」という意味合いが強くなってきたらしい。元・春日大社の宮司さんの本を読んだことがある。記憶は定かではないが、「手拭い」で身体を拭ってお清めをすることがあるらしい。いわば、お祓い。
 「私だけのおまじない」。首や肩が重く感じる時、なんでもない時でも、お題目を唱えながら冒頭の手拭いで擦って拭い、「大丈夫!」と言って息を吐く。自己暗示効果かもしれないが、楽になる。
 「自分だけの おまじない」があっても良いと思う。こころは、今日も大吉!

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