2015年7月9日木曜日

読みだすと面白い ~ 司馬遼太郎 「城塞」


司馬遼太郎さんの「城塞」を読み終えた。
長編時代小説。「関ヶ原」の続編。
関ヶ原の合戦以後、豊臣家の滅亡を描く。

徳川家康の、ここまでやるかと思える謀略。
「狸、悪知恵、役者」、本当に悪い奴に思える。
淀殿の浅はかさ。淀殿に情けないほど翻弄される大阪城の人々。
登場人物に腹立たしさや、情けなさ、悲哀などを感じながら読んだ。

司馬遼太郎さんの小説は、時代説明が多いので敬遠していた。
でも、読みだすと結構面白い。
こころは、今日も大吉!


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