荒行を満行したばかりの上人たちが、身と心を清める為に水をかぶります。
昨秋より寒壱百日、水をかぶり続け修行してきたお上人たちです。
水をかぶる桶に、「不染世間法 如蓮華在水」と経文が書かれてあります。
“世間の悪や邪(よこし)まな考えに染まることなく生きよう。
あたかも、蓮の華が泥沼の中できれいに咲くが如く”
法華経の教えです。蓮華は、きれいな小川の畔に咲く花ではありません。
“周りに振り回されることなく、清く生きる力を持ちなさい!”
ということなのでしょう。
水行は、因縁消滅、修行成就、国家安全なども祈っての修行です。
0 件のコメント:
コメントを投稿