2016年7月17日日曜日

いまだ信仰途中 ~ 遠藤周作『沈黙』


故・遠藤周作さんは、好きな作家のひとりです。
遠藤周作さんが亡くなって20年。『沈黙』を書かれて50年が経つそうです。先日の「山陽新聞」に、50周年の催しが長崎市であると、掲載されていました。

『沈黙』は、キリスト教を棄てる「棄教・転ぶ(ころぶ)」と、自分が信じる宗教のために生命を捧げる「殉教」を題材にしています。江戸時代、日本に布教に来た宣教師の苦悩と、キリストが共に苦しんでいることをテーマにしているようです。キリスト教の話ではありますが、宗教について考えさせられました。

5年ほど前に訪れた「遠藤周作文学館」

仏教とキリスト教の宗教思想は、違います。『沈黙』、考えさせられるタイトルです。こころは、今日も大吉!

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