東野圭吾さんの『手紙』を、読みました。
「強盗殺人犯の弟」との身の上が付きまとい、仕事も音楽も恋人も無くし、新しい家族をも差別されながら生きていく。ちょと重い話。
苦しみを救われるために手紙を毎月欠かさず出す兄。「罪を犯したのは兄」と差別偏見に、隠したり正々堂々と生きようする弟。また、いわく付に苦しみ続ける被害者。犯罪は、関係者の生活をガラリと変える。 ちゃんと受け入れて生きていかなければならない。弟の最後の決断は、兄との絶縁、突き離すことでした。兄が、本当に立ち直る願いからでした。
映画『手紙』は、10年ほど前に映画館で観た。小田和正「♬言葉にできなくて」が流れ、涙を誘った。音楽にやられた感じだった。原作を読んで、こういうことだったんだな、と分かった。こころは、今日も大吉!
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