2017年2月16日木曜日

そういうことも、あるんだな ~ 水木しげるさんの本


 水木しげるさんのエッセイ集を読んで、もう少し知りたいと思い、図書館に本を借りに行った。『水木しげるの のんのん人生』と『水木しげるのラバウル戦記』。夕方、閉館間際に行ったので、本を開きもせず借りてきた。帰宅して開くと、さすが漫画家、絵日記スタイル。何とも言えない面白味がある。

 水木さん、ラバウルで九死に一生を得たり、貧乏生活から人気漫画家へ上るまでいくつかの転機がある。その折々に幸運に恵まれる。だが、水木さんは、それを運命だとは言っていない。「懸命に頑張っているときに、守護霊みたいな目に見えない働きが助けてくれた」と言っている。あくまでも「懸命に頑張っているとき」。しかも、ギリギリの状況の時である。神様は、人間を観察しているのかも知れない。

 私も、刺身包丁で左胸を刺されて九死に一生を得た。「眼に見えない働き」が助けてくれたのかも知れない。こころは、今日も大吉!

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