生まれ故郷の長崎市のお寺で、お説教をすることになった。寺行事『お会式(おえしき)』でのお説教。お会式は、日蓮聖人がお亡くなりになったご命日のお祭り。お会式でのお説教は、日蓮上人のご一代記の一場面を語るのが付き物。セリフを交えた語り。「くり弁」という。
今回の「くり弁」は、私の少ないレパートリーの中のひとつ『悲母の毛髪』。日蓮聖人がご自身の臨終を悟り、形見として戴いた母の毛髪を弟子の日朗上人に、「火の中に入れて焼いてください」と託す場面。
久し振りのくり弁。覚え直さねばならない。しばらく落ち着かない日が続きそうだ。こころは、今日も大吉!
※ 写真のくり弁台本は、池上・本門寺第79世 伊藤海聞上人のお説教テープを起した。覚えやすいように、自分なりにアレンジしたもの。
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