2019年6月16日日曜日

私が生まれた昭和の時代とは? ~ 半藤一利、『昭和史』


 年号が「令和」に変わり、昭和生まれの人間として「昭和」とは、どんな時代だったのだろうか?と興味を持ちます。
 半藤一利さんの『昭和史』を読んだ。半藤さんの『昭和史』は昭和史の中で一番読まれていて昭和史の定番だそうだ。当時の関係者に直接話を聞いて資料とし、文章も講義そのままの話し言葉で書かれている。読みやすい。終戦を迎えるまで述べられています。軍の上層部や政治家がなんと愚かな、と思うばかりです。もちろん戦争回避を模索する政治家や軍人もいたようですが、時の勢いには敵いません。国民も、新聞ラジオに煽られていたようです。出来事の意味合いは、後から分かるのでしょうねぇ。終戦までの経緯や状況が、ほんのり分かりました。戦争の悲惨さを感じたのは、言うまでもありません。

 しかしながら、歴史観の違いとはおもしろいものです。先日読んだ渡部昇一さんの『かくて昭和史は甦る』は、違った歴史観です。「終戦後、東京裁判で一方的に、歴史観がコントロールされている。日本から見た歴史観が必要」と主張しています。もう一度、渡部昇一さんたちの本を併せ読んで、昭和の歴史を見てみようと思います。こころは、今日も大吉!

0 件のコメント:

コメントを投稿