2019年12月21日土曜日

21年が経つんだなあ! ~ 『私事・仏縁物語』、その1


 平成10年12月20日に、清音・大覺寺に越してきました。昨日で、まる21年が経ちました。当時、42歳です。「どのような経緯で、来たんですか?」とよく訊かれます。当時の事情、心情、登場人物多数で、上手く説明できません。ひと言で云ったら、「仏縁」でしょう。
 生まれは、信仰深い家ではありましたが、 お寺ではありません。大学進学が思うようにいきませんでした。親から、大学に進学するなら「仏教の大学か、神道の大学だったら許す」という条件を出されました。家が日蓮宗だったので、立正大学、仏教学部、(日蓮)宗学科へ進学しました。東京の私立の大学です。入学金、授業料、仕送り、我が家としては、経済的にも厳しかったはずです。しかしながら、その年に限って、我が家に仕事で大金が入りました。その金で入学金、初年度授業料を払うことが出来ました。不思議、不思議。そこが、縁もゆかりもないここ大覺寺に来た始まりだと思います。
 私事、昔話です。でも、そういう坊さんもいるんだなあと思い、少しでも仏縁というものを感じて頂ければ幸いです。『私事、仏縁物語』、つづく。こころは、今日も大吉!

 ※ 写真は、21年前。年末、門松完成。左から、息子、先代住職、私。

1 件のコメント:

  1. 実は私も同じような「仏縁」を感じる今日この頃。いずれゆっくりお話しし

    ましょう    by 酒天老子

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