時には、女房殿と険悪ムードになることもあります。でも、いつの間にか仲直りしています。お互いに気ごころを知っているからでしょう。
『ヤマアラシのジレンマ』という心理学用語があります。「ヤマアラシ2匹が、寒い中で寄り添って 身体を温めようとします。近づき過ぎると相手の針が刺さって痛い。離れると痛くはないが寒い。近づくと寒くはないが痛い。2匹は、近づいたり離れたりを繰り返しながら、やがて 痛くも寒くもない 程よい距離を見つける」という譬え話です。人間関係は、傷つけ合ったり 助け合ったりして、ちょうど良い距離が出来るということでしょう。
17日よりお彼岸に入りました。20日(金)が「春分の日」「お彼岸の中日」です。昼と夜の時間が同じことから、お釈迦様の教え「中道」と結びついています。琴は、弦が緩いと音が鳴りません。逆に張りすぎると弦が切れます。ちょうど良い張り具合が、美しい音色を出します。同じように、「中道」とは「ちょうど良い加減を知り、それを保ちなさい」という教えです。 「ヤマアラシのジレンマ」は、人間関係における『中道』の教えのような気がします。こころは、今日も大吉!
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