1羽のカラスが霊園の片隅で死んでいた。朝勤後の境内パトロール中に発見。見た瞬間、「ひえぇ~!なんでぇえ~?」、おののき半歩下がった。すると、死んだカラスが弱々しい目で訴える。「お坊さん、頼む、、、」 気のせいかもしれない。だが、そう聴こえた。頼み事は、まさか坊主に仇討でもあるまい。埋めてくれと言ってんのか。面倒くさいことは断る主義だ。だが、大覚寺霊園内のことだ、仕方ない。「おえ~、おえ~」 吐き気を抑えながら藪の中に埋めた。そう言えば、昨日、1羽のカラスを2羽のカラスが、「ガア、ガア・・」と叫びながら追っかけていた。ちょうど死骸があった辺りだ。縄張り争いの末の出来事かもしれない。『仁義なき戦い』だな。「当霊園で、もめ事 厳禁」。こころは、今日も大吉!
0 件のコメント:
コメントを投稿