2021年1月21日木曜日

今回は、未練をバッサリ!~ もう一度読みたくなる本

 整理した本を断捨離の「捨」、本買い取りのお店に持って行った。予想はしていたが、散々。50冊ほど持ち込んだ。半分は値が付かない。引き取り不可。引き取り価格が高いのが『早わかり新約聖書』 50円。何回も読んで汚れていたのに 一番高かった。次が、渡部昇一さんの『かくて昭和史は甦る』文庫本、40円。これは文庫本にしては高い。あとは、著名作家の文庫本も新書版も、10円か5円。24冊で275円。とほほほ。

 芹澤光治良さんの『教祖様』、天理教の教祖「中山みき」さんの生涯を描いたもの。一部の天理教教会では、お勤めみたいに朝夕読まれていた本だそうだ。絶版になったこともある。これは、高価で引き取ってくれると思っていた。でも、引き取り不可。なんでだろうと思って、本を見ると、私が自分のスタンプを押していた。これじゃ引き取らないだろう。しかし、今回、返されたこの本の前書きを 再度読んでみた。宗教に関して思い感じることがあった。返された意味があったようだ。芹澤さんの本といえば、大学生の時に読んだ『人間の運命』(新潮文庫)全7巻。もう一度読んでみたくなった。長崎の実家に置いていたが、岡山に引っ越した時、処分してもらった。今はない。惜しいことをした。もう一度読んでみたくなる本は 確かにある。そこに、本の捨てがたさがあるようだ。
 
 今回整理した本には、もう一度読んでみたいと思う本もある。だが、無人島にでも行かない限り、絶対に読むことはない。そう心得、今回は、思い切ってバッサリ!「完捨」。こころは、今日も大吉!

1 件のコメント:

  1. あー、残念! 古本屋へ行く前、僕に見せてほしかった…。それぞれ10円くらい加算したのに。

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