2022年2月5日土曜日

立春〜冬は必ず春となる〜九十九島の夕日


 寒い。佐世保は、雪がチラチラと舞っています。写真は、佐世保観光の目玉、「九十九島」。観光ポスター。夕日がきれいです。
 「日想観」という仏教用語があります。夕日に向かって祈ること。夕日は 希望を意味し、西の方角は 未来を意味する。一言で云えば、「日はまた昇る」。夕日が沈むように、例え希望を失っても、日は必ず昇ってくる。諦めないで!という考え方です。うちの宗旨とは違いますが、阿弥陀様信仰に繋がるようです。

 「法華経を信ずる人は冬の如し。冬は必ず春となる」(日蓮聖人)
 今は冬のように苦難があっても、法華経を信じ続ければ、必ず春の如く明るく開けますよ、という意味です。ただ他宗の教えと決定的に違うところは、遠い向こうの世界とかでなく、私たちが今生活しているこの地で開けるという教えです。
 立春となりました。まだ寒いですが、「冬は必ず春となる」。逃げるのでなく、今の場で良い方向に進むものと信じます。こころは、今日も大吉!

0 件のコメント:

コメントを投稿