2022年4月13日水曜日

揉んでは乾かし、揉んでは乾かす〜お灸の「もぐさ」作り


 「よもぎ餅」が店に並ぶ季節となりました。旬で美味しいです。
 お寺では、その「よもぎ」で、お灸の「もぐさ」を作っています。揉んでは天日で乾燥させ、揉んでは乾燥させて作ります。採ってきたよもぎの約3パーセントしか出来ないそうです。土用の丑の日(今年は2回。7月23日と8月4日)に執り行われる、寺行事『頭痛封呪祈祷会(虫封じ)』での「ほうろく灸」で使います。
 使用するよもぎは、柔らかい今の時期のものが適しています。写真は、採ってきたよもぎの芯を取り除き、揉んでいるところです。現在、下準備。まだまだ先の寺行事ですが、今から準備しなければなりません。お寺も年中暇なしです。こころは、今日も大吉!

2 件のコメント:

  1. うわー! どえりゃあ量の蓬ですね。ですね。ご利益ありそう。

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    1.  採ったヨモギの3%ほどしか出来ないそうです。この量だとバレーボールぐらいでしょうか?これは、御宝前のお供え用だそうです。来週、また採りに行くそうです。
       大変さは、銀杏と どっちかなあ?

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