本堂と鬼子母神堂の畳の表替えが終わった。新しい畳の匂いがする。イグサの匂い。
イグサを栽培するのは過酷な重労働だと聞いている。田んぼで栽培するようだが、収穫期が7月。炎天下の下で刈り取るらしい。しかも湿地で湿度が高い。過酷な労働なのでイグサを栽培する農家は少ないようだ。今は、機械を使って楽になったろうが、それでも農家は少なく、中国製が多いらしい。
過酷な労働だと聞くと、生きるために必死で働かれていたんだろうなあと思う。昔は、イグサ農家ばかりでなく、どの家も、どの職業に従事していても、一家を支えるため必死だったろうと思える。否、今でも皆必死。でも、昔の人の方が忍耐強かったかもしれない。その必死で働いてこられた人たちのお陰で、今の私たちがあるのかもしれませんね。感謝しなければならないし、親の恩、ご供養を忘れたらいけないと思います。
表替えされた畳のイグサの匂いを嗅ぎながら、「生きていく為、過酷な労働」ということを考えました。こころは、今日も大吉!
※ 写真は、鬼子母神堂。
うーん。いい匂い。
返信削除「畳の匂い」が正解ですね。
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