明日9日は、亡き父の命日。今年、第27回忌にあたる。ご供養の読経は我が家において私が勤める。墓参は姉家族がする。昨日、姉からご供養の福砂屋のカステラが届いた。
さだまさし原作『かすていら』で、まさし少年が東京から無銭で帰省した折、道中 世話になった若者に、まさし少年の母親がカステラを持参して お詫びとお礼に行く場面があった。そして「長崎人は、お礼など かしこまって他人の家に伺う時、カステラを手土産に持参する」というくだりがあった。「中(あた)らずとも遠からず」。まんざら嘘でもないなと思った。そういう面において、姉は、典型的な長崎人だ。
明日が 父の命日。だが、待ちきれず、一晩お供えはしたものの前日に食べた。「卑しい奴らだ」と、亡き父も苦笑いしていることだろう。長崎人はカステラが好きなのだ。こころは、今日も大吉!
写真 ~ 今回頂いたカステラは、「特製五三焼 カステラ」。コクがある。高価。
とてもいいお話しですね。さしずめ岡山人だったら
返信削除大手饅頭、広島人だったらもみじ饅頭でしようか。
でもやっぱり、かしこまったときはカステラの方が
ピンときます(笑)特製五三焼 カステラ??
カステラにもランクが?大手饅頭はなかったような・・・