はや12月。雪が降ってもおかしくない冬空。気温が上がらない。寒い。
ポツンと一軒家の檀家さんの家の暖炉に火が入った。カナダ製。石油ストーブと比べ、随分と温かみを感じる。薪が並べてあったので尋ねた。「薪は山から調達ですか?」「昔、木材屋だったから、要らない木材が沢山あるのよ。それを使ってる」「燃料費、ゼロですね」「この家も、自前の不要な材木で建てているのよ」「へぇ〜」。テーブルも水屋も仏壇も 売り物にならない材木で作ったそうだ。まさしくポツンと一軒家ぽい。
この家には、一匹の犬がいる。極度の人間恐怖症。毎月お経に伺うと、怯えて奥の犬小屋に入り縮こまる。近づくと震え怯える。あまりにも気の毒なので怯えさせまいと、犬が居ても見ないふりをして家に入る。今日は、飼い主が、何を思いしか「犬を連れてくるから」と同伴で連れてきた。「大丈夫、大丈夫!安心して!」と声をかけて顎を撫でてやった。犬は気持ちよさそうな顔をした。これで友達になれたわけではない。顔見知りぐらいになれたら好いなと思った。なんだか嬉しくなってきた。
ポツンと一軒家の檀家さん。なんだか面白い。こころは、今日も大吉!
えーなー、この風景。
返信削除今日、女房殿は熊本の両親の墓参りに出かけています。夜遅くなるそうです。今夜は「ポツンと一人」。
削除それも、また、よし!
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