2024年4月22日月曜日

雰囲気がある俳優 ~ 高倉健さんの本


 『高倉 健 沈黙の演技』を読んだ。高倉健さんの映画俳優活動が、エピソードを交えて述べてある。高倉健さんの演技の流儀は、「低い声でゆっくり話し、多くを語らないこと」だったらしい。朴訥(ぼくとつ)とした中に誠実さがにじみ出ている感じがします。一緒に仕事をした人は、誰もがその人柄に敬服し憧れを抱かれたようです。
 個々のスッタフへの初めての挨拶は「高倉です。よろしくお願いします」が常だったそうです。一度お会いしてみたかったですね。何かしら感化されたことでしょう。こころは、今日も大吉!

2 件のコメント:

  1. 「黄色いハンカチ」や「鉄道員」がよかったですね。

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    1.  山田洋二監督の『遥かなる山の呼び声』も好いです。
       高倉健さんの映画は、人間ドラマの方が好きです。「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」、そんな言葉を思い出させます。寡黙であるが、本当は強くて優しい高倉健さん。そこが魅力です。

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