2021年2月15日月曜日

やまない雨はない ~ ハッピーエンド


 今朝まで雨でしたが、西の空から日が差してきました。「雨のち晴れ」。何事も、ハッピーエンドが良いですね。今 皆様が抱えている問題も、一進一退、ドタバタしながらでも、やがて解決することでしょう。「やまない雨はない」。ハッピーエンドです。こころは、今日も大吉!

2021年2月13日土曜日

見納め ~ アルバムに収めたい景色


 山門の鬼瓦。大覚寺には、季節季節に写真に収めたいきれいな景色があります。一つ一つが見納めかな。こころは、今日も大吉!

2021年2月12日金曜日

台所の梅一輪


 台所のコップに挿した梅一輪。朝、寝起きに見ると、なんやら心地いい。一日中、こういう気分で過ごせれば 良いのになあ、と思うのであります。こころは、今日も大吉!

2021年2月11日木曜日

今日は、襖の貼り替え ~ 慌ただしい日々


 襖(ふすま)の貼り替えをしました。DIY。執務室、お札部屋、控室など兼用の多目的和室の襖です。4枚のうち1枚の片面が破れ剥がれました。これが 人目に触れるのであれば、建具屋さんに依頼して貼り替えてもらうところです。実際、見積もりを してもらいました。予算と大きく違いました。住職と限られた人間しか出入りしません。DIYを選択しました。貼り替えは 経験があります。見栄えは悪いでしょうが、自分で貼り替えることにしました。
 ただこの襖、「幅広サイズ」なのです。襖幅の一般サイズは、半間(約90㎝)ですが、120㎝あるのです。ホームセンターに襖紙を買いに行きますが、95㎝しか置いていません。ネットでしつこく探してやっと135㎝、無地が一種類あるだけです。ホームセンターでメーカー注文でも同じです。一種類のみ。ホームセンターに注文しました。

 いざ貼り替えると手間暇がかかります。襖の枠を外し、貼り付いた古い襖紙を完全に剥がす。下紙を貼り合わせ、その上に襖紙を貼って枠を戻す。丸い窪みも細工です。根気仕事。その作業中にも、来客あり、電話あり、用件で出たり、本堂に上ったり。一日仕事でした。時間的余裕がないと出来ないことが分かりました。
 3月いっぱいにやらなければならない用件がたくさんあります。日々奮闘中。こころは、今日も大吉!

 ※ 写真は、下紙を貼り合わせているところ。(下)貼り替え 七つ道具。

2021年2月9日火曜日

亡き父の命日 ~ 『ビルマの竪琴』

 ミャンマーで 軍事クーデターが起こり、混乱しているのはニュースで知るところです。ミャンマーは、昔、「ビルマ」でした。信仰が篤い仏教国です。

 小学生のころ、6年生のころだったと覚えています。小学校の図書室で『ビルマの竪琴』(竹山道雄)を読みました。小学生用に ひらがなが多い 簡単に書き改めたような本だったと思います。心打たれました。というのも、父が話す戦争体験を 聴いていたからです。父が行った戦地は ビルマではありません。南洋諸島の激戦地、ガダルカナル島です。そこでは、たくさんの日本兵が悲惨な戦死をしています。生き残った人間の方が少ないようです。父は、軍撤退に際し そこを去る時、 たくさんの戦死者の亡霊を見たそうです。亡霊たちが島から手を振りながら何かを訴えていたそうです。流れる涙が止まらなかったと言います。日本本土に帰ってからも、その亡霊たちは ずっと現れていたそうです。父は、ノイローゼに なりそうだったと言ってました。既に なっていたかも知れません。その時に「その亡霊たちに供養を」と思い、信仰に入ったようです。坊さんになりたいと思ったそうですが、そうもいかなかったようです。
 『ビルマの竪琴』。たくさんの悲惨な戦死者を見てノイローゼになりかける水島上等兵。偶然、お坊さまの法衣を身にまとうことによって 坊さまとして敬われ、供養の有難さと尊さを知ります。本当は、他の仲間と日本に帰りたいと思うのですが、戦死者の供養との二者択一の選択の葛藤で 苦悩します。押しつぶされそうな苦悩の中、屍を葬ることを自分の使命と感じたのでしょう。ビルマに残ることを決心します。物語ではありますが、そこには、如何ほどの苦悩があったことでしょう。
 私の父が戦地から帰って 苦悩したのちの信仰の姿、「ビルマの竪琴」の水島上等兵が苦悩の挙句にビルマに残って供養をする姿、子供ごころにも重なって感じました。本を読んで涙が出ました。最近、断捨離で たくさんの本を処分しましたが、この本は処分できませんでした。他人には話しませんが、『ビルマの竪琴』を読んだことは、私が坊さんになった遠い一因、仏種だったかもしれません。

 今日は、2月9日。父の祥月命日。父のことを書いてみました。亡き父への供養になればと考えています。こころは、今日も大吉!


2021年2月7日日曜日

早い! ~ 「一月 いぬる。二月 逃げる。三月 去る」


 2月も、既に一週間が過ぎました。早いものです。「一月 いぬる。二月 逃げる。三月 去る」と云います。この調子でいくと、3月末まで あっと言う間でしょうか。迫りくる実感が ないです。こころは、今日も大吉!

 余談 ~ 「びっくりしたこと」
 ▶きよね夢てらす前の信号で、青になって発進したら、前の軽自動車の後部座席の左ドアが少し開いているではありませんか。右折していくと 段々広く開いていきます。後部座席には、なんと 赤ちゃんが 篭の中で寝ています。びっくりして 知らせようとクラクションをパパパパァーと鳴らしました。その音で気が付いたのかは分かりませんが、軽の助手席に座っていた女性が腕を窓から出して後部ドアを押し閉めました。それはそれでよかったのですが、クラクションを鳴らしたことが、なんだか煽り運転のように受け取られた感じがありました。ちょっと複雑な気持ち。
 ▶息子が、軽部の田んぼ道で「ヘビを見た」と 言ってました。このところ 暖かったから、勘違いしたのでしょう。でも、明日は、寒くなるようです。蛇も びっくりぽんですね。

2021年2月6日土曜日

懐かしき味、懐かしき風景 ~ テラメシ 『五島うどん』


 朝が早いお寺にも、必ず昼が来る。ランチを覗けば、人生が見えてくる。お寺のお昼ご飯、それが「テラメシ」。
 今日は、暖かく穏やかな天気です。とても気持ち良い。今日の作業は、大覚寺霊園 周辺土手の植え込みを剪定して回りました。汗をかくほど暖かく、捗りました。…「ピィ~ポ」(鳩時計の音。お昼の合図)… そして、テラメシは、長崎県五島産の「五島うどん」。地獄炊きでなく、「あごだし味」のかけうどんにしました。私が麺をゆで、女房殿が かけ汁を作りました。とても美味しかったです。「五島うどん」は、昨日、食品ストアで買ったもの。数あるうどんが並んでいる中、「長崎県名産」と袋に書いてあるのを見て、つい手に取ってみました。懐かしい長崎県の味を想い出し、買い物かごに入れました。嗚呼、懐かしき味、懐かしき風景。
 この先、長崎に住むようになれば、逆に 清音のことを思い出すんでしょうねえ。「大覚寺」や「きよね夢てらす」のことなんかを。こころは、今日も大吉!

2021年2月3日水曜日

ブログ、休みの日 ~ 「ふみ(文)の日」?

 書くことが思い浮かびません。本日、ブログ、休みます。こころは、今日も大吉!
 
 余談 ~ 2と3。2月3日は、「ふみ(文)の日」かと思えば そうではなくて、「ふみ(文)の日」は 毎月23日と7月23日のようです。7月は 「文月(ふみつき)」だからそうです。
 お便りの返事など、手紙を書くことが 多々あります。用件を伝えるのは、メールで必要事項を羅列して事足ります。お便りの手紙は 気持ちが入ります。手紙を書くことは、割かし好きです。はっぱふみふみ。
 

2021年2月2日火曜日

必ず よくなっていく ~ 節分の朝のご祈念

 「法華経を信じる人は、冬のごとし。冬は必ず春となる」(日蓮大聖人)
 「必ず 」です。間違いなく 良い方向へ展開していくということです。

 皆様から依頼された願い事は、日々、朝のお勤めの時に ご祈念しております。今日は、節分。特にねんごろに ご祈念いたしました。「必ず」良い方向に向かうと信じております。こころは、今日も大吉!

2021年2月1日月曜日

原状に復する ~ 寺境内の腐葉土作りの囲い


 畑の腐葉土を作るための囲いが、朽ちてしまった。この度、囲いを撤去し、全部の腐葉土を畑に移し、更地に戻すことにした。
  毎年、囲いの中には、桜の落ち葉は元より、刈った草、畑の雑草などを集めて入れてきた。また、生ごみのボックスを設置しているので 生ゴミも入れる。葉も草も、月日が経つと土になる。出来た腐葉土は、毎年一度、掘り起こして、手押し車(ねこ)で運び  畑に入れ足す。畑の土は、すべて腐葉土。
 20年もの間、落ち葉を入れては腐葉土にし 畑に入れてきた。汗を流してきた。それなりの想い出がある。撤去するとなると、やっぱりこころ寂しい。まあ、何事も、元に戻す時期が来るというものだ。自らの手で戻し、広場もスッキリなった。これで良し。こころは、今日も大吉!