切れた弓の弦が、「安産守り」になるそうだ。甥っ子から教えてもらった。
条件は、いくつかある。まず、矢を射ったときに真ん中から切れること。もう一つ、その時、放った矢が、的中していること。他にも、弦の素材が麻であるとか、戌の日とかあるが、付け足しだろう。
弓・矢は、概して神事に縁がある。「流鏑馬」「破魔矢」。神道の儀式 「鳴弦(メイゲン)の儀」など実に興味深い。弓矢は、古来より魔を払うものとして使われてきている。
弓道を6 ~ 7年やっているが、弦が切れたのは2度だけ。しかも的中していない。めったにないから有り難いのかもしれない。そういう幸運に、恵まれたいものです。こころは、今日も大吉!
※写真は、切れた弦の両端を、守りサイズに切ってみた。紅白で有り難い。