2020年5月8日金曜日

必要なのは経験し考えること ~ 伐採道具購入


 パワーウインチとワイヤーを買ってきた。樹木を引き倒すため。今、本堂周りの樹木の剪定をしている。ツツジや椿は、大きくてもノコギリと剪定鋏で間に合う。だが、根元から二股に分かれた大きい樹木は、片方を切り倒したい。樹木に切り込みを入れて、倒しいたい方向にパワーウインチで引き倒すのが確実で安全な方法。特別に大きい樹木は無いのだが、本堂やお墓の傍では、間違った方向へ倒したら大変。倒す方向、確実性が第一。

 10数年前、ヒトシさんと経験した霊園周辺の伐採作業の経験がここで生きている。こう言っちゃなんだが、ヒトシさんも私も、当時、ずぶの素人。最初、道具は 大工用ノコギリが2本あるだけだった。作業は、週2日。期間、3ヵ月間。ロープ、チェーンソー、ウインチなど道具も増え、使い方も創意工夫で覚えていった。経験値が上がり、目的を達成した。今、その経験が役立つ。

 昔、「尾木ママ」こと、教育評論家・尾木直樹さんの講演を聴いたことがある。「今の時代の教育は、知識は必要ありません。知識だけであればネットを調べれば 何でも 即座に知ることができる。必要なのは、経験し考えること!」とお話しされていた覚えがある。まさしく、そうだと思える。物事の微妙なところは、経験の積み重ねだと実感する。こころは、今日も大吉!

 ※ 尾木ママの講演は、岡山県の民生委員研修会の講演で聴いた。
 

1 件のコメント: