2021年10月30日土曜日

運を拾う 〜 大谷翔平選手が教わったこと

     お寺の周りの歩道のゴミを拾った。ほぼ毎朝 拾うのであるが、今日は多い。日々、タバコの吸い殻やレシート、それと食べ物のかすが落ちている。ゴミを捨てる人は、親に何を教わってきたのだろうと考えてしまう。
    その点、大リーグの大谷翔平選手は違う。グランドやベンチで小さなゴミをさりげなく拾う。メジャーで年間最優秀選手賞を獲るだけある。「ゴミは、人が落とした運。ゴミを拾うことで運を拾うんだ。そして、自分自身にツキを呼ぶ。そういう発想をしなさい」と花巻東高校時代、佐々木洋監督から教わったらしい。
   ゴミを拾う行為でなく、ゴミを拾う日頃の心構えが運を運んでくるんでしょうね。大谷翔平選手に教えられます。こころは、今日も大吉!
 追記 ~ 大谷翔平選手に関して、下の動画も面白いですよ。




2021年10月29日金曜日

好きな作家は? 〜 読書週間

 只今、読書週間(10月27日〜11月9日)真っ最中です。読売新聞社の世論調査によると、好きな作家や著者は、1位 東野圭吾、2位 司馬遼太郎、3位 湊かなえ、4位 宮部みゆきと村上春樹のようです。東野さんは7年連続1位。話がおもしろいですものね。ただ、題材や登場人物が若者向けで、私にはちょっとギャップを感じます。
 好きな作家を3人あげるとすると、迷いますね。その時期その時期で違ってきましたから。一番たくさんの本を読んだ作家は、五木寛之さんか井沢元彦さん。好きな作家を羅列すると、司馬遼太郎、百田尚樹、浅田次郎、東野圭吾、池井戸潤、松本清張、、どの人も、人気作家です。今流行は誰でしょう?スピリチュアル本、健康本もはまって読んだことがあります。なんだか、人間性が見えてきます。
 最近とんと、本を読まなくなりました。本屋に立ち寄るのですが、読みたい本が見つかりません。そんな折、弟弟子が、島原のお寺から先日ブログにアップした中村潤一さんの本をセットで持って来てくれました。読書週間を機に、ボチボチ読んでいきたいと思います。こころは、今日も大吉!

2021年10月27日水曜日

風邪は、体の大掃除 〜 風邪のひき始めは微妙


    くしゃみと鼻水。鼻風邪をひいたようだ。熱などない。体もだるくない。ひき始めだろう。これしきの風邪で寝てなどおられない。だが、このコロナ禍中に、くしゃみと鼻水で人の中に入るのは、憚られる。他人にうつすほど、こころ苦しいことはない。それに病院など簡単に行けない。警戒され、病院内には直ぐに入れてもらえないだろう。
    「風邪と下痢は、体の大掃除」と聞く。体のバランスが崩れると風邪をひいたり下痢をしたりするらしい。歪んだ体を是正する自然な働きだという。経験から、まんざら嘘でもないような気がする。むしろ信じる。
    今回の風邪で、周りに迷惑をかけないように、ありったけの薬を一気に飲んだ。すぐに安定した。だが、中途半端な風邪のひき具合のため、返ってストレスが溜まった。風邪をひくならひくで、大掃除が出来るくらいに きっちりひかなければ健康に悪い。こころは、今日も大吉!

2021年10月23日土曜日

結局、アップ出来ず 〜 故・中村潤一さんの本

 

 故.中村潤一さんの本を、暇暇に読んでいる。『ほっけ街道一里塚』と『こちら地涌の声です 一人旅』『追っかけ! お釈迦様』の3冊。同時読み。そのうちの1冊、『ほっけ・・・』は読み終えた。面白楽しく読めた。以前、中村さんの『人生はんど仏句』を3冊読んだ。実に面白かった。その面白さは、当ブログにも反映していると思う。
 さてさて、今回のテーマを読書感想文にするか、僧侶の「聖と俗」にするか、はたまた中村潤一さんの事にするか迷って二日間。書きたいが書けない。結局、何もアップ出来ず。こういう時もある。こころは、今日も大吉!
 

2021年10月21日木曜日

ほのぼのとした風景 ~ 清音の黒大豆の枝豆


 清音の友人から季節のお便りを頂いた。黒大豆の枝豆。これが旨い。これを食べつけると、普通の大豆の枝豆は、何か物足りない。「清音の味を 味わって下さい」との友人のコメント。なんと嬉しいではないか。
 黒大豆の枝豆は、今が旬。清音の道路脇に営農組合の仮設販売所が数か所設けられる。どの販売所も盛況だ。早朝から、組合員総出で畑に入り収穫される。ほのぼのと懐かしい。黒大豆の枝豆を食べたら、清音の風景が浮かんできた。こころは、今日も大吉!

2021年10月20日水曜日

「お師匠様、すみません!」 ~ 25年ぶりのゴルフ練習場

 ゴルフ練習場に行った。前回のラウンドが、あまりにもひどかった。情けなさにゴルフクラブを川に投げ捨てて帰ろうかと思ったくらいだ。打球が 右に左にぶれ、ロストボール。おまけに尺取虫。プレイに 時間が かかり過ぎ。同伴者に申し訳なかった。次回は、迷惑をかけない程度には回りたい。
 練習場は、住いから車で2分ほどのところにある。昔は、暇さえあれば通っていた。今回、25年ぶり。昔と変わらぬ定額の打ち放題。最初は全く当たらなかったが、次第に調子を上げてきた。まあまあのところまでなった。この調子だったら、付き合い程度は回れるだろう。だけど、練習場で上手く出来たから、本番で上手く出来るということはない。出来ないことが多い。それが ゴルフ。まあ、付き合い程度のゴルフが出来れば、楽しいだろう。
 練習中、ひどく気になったことがある。打つ方向 真正面に、お師匠様の御廟がある。例え届かなくても、お師匠さまのお墓の方角に打つなど、なんと恐れ多い。練習中、お師匠様のお墓に合掌しながら 打った。「お師匠様、すみません」。こころは、今日も大吉!

2021年10月19日火曜日

嬉しい兆し 〜 第740回目のお会式

 

 お会式が執り行われました。日蓮聖人の御命日のお祭りです。今年は、740回目。コロナ禍の緊急事態宣言が解除されたこともあり、遠のいていた足も帰ってきたような話でした。盛況でした。嬉しい兆しですね。

 余談ですが、お会式にはお餅がお供えされます。お裾分けして頂きました。美味しいです。お餅は好物です。こころは、今日も大吉!

2021年10月17日日曜日

思い出深い銀杏の肉剥き 〜 本興寺境内の銀杏の木


 本興寺の境内にも銀杏の木がある。かなりスリムな1本。枝を落としている。銀杏の実はならない。
 昨年まで20数年間、岡山県清音のお寺で、皆に食べてもらおうと、また縁起物として、銀杏の肉向きをしてきた。その量、半端なかった。毎日拾い、水に浸し、肉を剥き、天日干し。その後、選別して袋詰め、そして配る。手間暇かけて作り上げていた『大吉ぎんなん』。思い出深い。
 銀杏の実が落ちる時期となった。今が一番落ちる時期。「今の清音のお寺の住職は、やっているかなあ?」と、本興寺境内の銀杏の木を見上げながら想った。こころは、今日も大吉!

2021年10月16日土曜日

そっとしておいて下さい 〜 温泉地でない温泉

 

 女房殿に袖を引っ張られて、伊万里市の温泉に行った。温泉と書いたが 伊万里は温泉地ではない。かなり深くボーリングして温泉湯を出しているそうだ。お湯は、ぬるぬるしている。水で温度を下げているらしいので温泉だろう。でも本当は、折角の休日、部屋でゴロゴロしときたかった。先日も長崎への墓参りの帰り道、大村市の温泉に寄って行こうと連れて行かれた。本当は 寄り道などせず 早く家に帰りたかったのだが、私は飲酒、女房殿の運転だったので行かざるを得なかった。
 女房殿は、最近、よく温泉に行っているようだ。長崎、大村、伊万里、武雄、有田などに行った話を聴かされる。有田に温泉があるなど初めて聞いた。温泉地でない温泉は、あちらこちらにあるんだな。
 私は、部屋で静かに過ごすのが好きなんです。そっとしておいて下さい。こころは、今日も大吉!

2021年10月15日金曜日

ブッダの言葉「怨みなく住まんかな」 ~ 刺した男の供養

 今朝、昔、私の左胸を刺身包丁で刺した男の供養をした。併せて「因縁懴悔 罪障消滅」を念じた。男の命日ではない。先日、納骨堂に上った時、男の遺骨が目に留まった。男は、仏縁あって本興寺で葬儀をされ、遺骨は納骨堂に納められている。

 私は、刺された当初、男を怨みました。「許すもんか。坊さんを死ぬほど刺して、ロクなことあるもんか」と思っていました。しかし、時間が経つと気持ちが少しずつ変わってきました。刺すも刺されるも 何かの因縁。今世では、私が刺されたけれども、過去世に於いては、私の方が 男を刀で叩き切っていたかも知れません。どっちが先に傷つけたか分かりません。宿世の因縁かも知れません。今世において、その因縁を断ち切らないと、来世でまた繰り返すかもしれません。ずっと続くかも と考えました。
 怨みは、自分も他人も破壊する強烈な負のエネルギーです。怨みは、連鎖反応です。怨めば怨み返される。また怨み返す。負のスパイラル。怨みの連鎖反応を断ち切るには、怨みを棄てなければなりません。でも、怨みという感情を抑えるのは、簡単なことではありません。断ち切るには「因縁消滅、罪障消滅」が必要と考えます。信仰しかありません。今まで、お盆、彼岸など折々に供養してきました。しかし、今回、直に男の遺骨をみて 胸中にトゲが刺さりました。これまた因縁でしょう。今朝、向き合ってお経をあげました。「因縁懺悔 罪障消滅」。

 怨み、つらみ、無念、悔しさ、不安。ドロドロした中にも、明るく正しく生きていきたいと思います。
 怨みをいだく人びとの中に 怨みなく住まんかな
 怨みごころの人びとの中に つゆ怨みなく住まんかな(ブッダ)
精進したいと思います。こころは、今日も大吉!

2021年10月14日木曜日

野菜の値が高い ~ 料理の具材の買い物

 

 晩ごはんにポトフを作った。ポトフと云えば洒落ているが、野菜の煮っ転がしのこと。
 女房殿に「何か 作って!?」と頼まれる。「それじゃ、ポトフでも」と安請け合いしてしまった。以前 作った経験があるからだ。ストアで食材の野菜を買い、刻んで圧力釜で煮込んだ。味付けは市販の汁。簡単と云えば簡単。圧力釜で煮込んだだけあって、とろとろの仕上がり。スープみたいになった。それでも、「美味しい」と喜んでくれた。おべんちゃらでも良かった。作った甲斐があったというものだ。
 それにしても、今年の野菜は高価。長雨と日照不足が原因らしい。すぐ近くの畑と時間があればな~と思う。こころは、今日も大吉!

2021年10月13日水曜日

日蓮大聖人御命日〜屋上にある日蓮聖人像

 

  本日、10月13日、日蓮大聖人の御命日です。今年は、第七百四十遠忌。(ななひゃくよんじゅう)遠忌ではなく、(しちひゃくしじゅうおんき)と言います。ちょっと言いにくいですね。遠忌(おんき)とは、宗祖や中興の祖などの第五十回忌の後、遺徳を追慕して執り行う法会のことです。日蓮宗の法会は、お会式(おえしき)と称され、各寺院で御会式桜をこしらえてお祝いをします。この頃に、法難で被られました額の古傷が痛まないように御頭に綿帽子を被せます。
 私が僧侶になった頃、七百遠忌でした。『知恩報恩』をテーマに盛り上がっていました。大会があったり、たくさんの出版物が出たり、劇公演がありました。僧侶なりたての私には勉強になりました。あと10年経つと七百五十遠忌です。盛り上がっていくことでしょう。
 今日は、母親想いの日蓮大聖人を偲び、クリ弁『悲母の毛髪』を諳(そら)んじてみようと想っています。こころは、今日も大吉!

 写真は、屋上にある日蓮聖人像。台座には元帥伯爵・東郷平八郎書「知法思国」の浮き彫りが掲げられています。像は台座共6~7mはあるかと見えます。

2021年10月12日火曜日

ファンの励ましで続いている ~ 当ブログ、開設十周年

 

    iPad 用に携帯キーボードと絵描きペンシルを買った、純正は非常に高価なので、市販されているお手頃価格の品。それで不足はない。近頃は、それを使ってブログをアップしている。
 ブログを書きだして丁度10年になる。昨日から11年目に入った。何度も行き詰まったことがある。その度、止めようと思った。しかし、そういう時に限って、「ブログを楽しみにしています」とのお便りやら、メールを頂戴した。また、ブログをアップしない日が続いても、アクセス数が変わらない。「今日こそアップされていないか?」と何度も当ブログを訪問したに違いない。申し訳ないやら、有り難いやら。ファンの励ましで続いている。
 「こころは、今日も大吉!ブログ、開設十周年」と銘打ってお祝いをしたいところだ。今のところ、何の計画もない。ただ、10年を振り返った時、一区切りかなとも思っている。こころは、今日も大吉!

2021年10月11日月曜日

「十を知って一を知る」という考え方 〜 易の本

 易経に興味があり図書館から本を借りてきた。易者になろうというつもりはない。趣味の世界。今までに解説書など3、4冊は読んだ。「易って、こういうものかなあ」というのはあるが、掴めない。あれこれ読んでいるうちに分かってくるものがある。そんな気がする。「一を知って十を知る」ならぬ「十を知って一を知る」という考え方だ。本質を掴むにあたり、何事にも通じることだと思う。こころは、今日も大吉!

2021年10月10日日曜日

どんな所でも生きていく術(すべ) 〜 西有田の棚田

 

 清音の仲間に用件で電話したら、稲刈りの真最中だった。今年は、大きな災害もなく平年並みと聞く。軽部の田んぼも、大きなコンバインでみるみる刈り獲られていることだろう。平地に広がる広大な田んぼだからなあ。
 佐世保市から峠を超えて伊万里市側に棚田が広がる。広がるの表現が正しいか分からない。たくさんある。それにしても、よくもこんな斜面に田んぼをと感じる。コンバインをどうやって田んぼから田んぼへ移すのだろうか?担ぐ?刈り獲った稲やモミはどのような方法で運び出すのだろう?大変な仕事であろう。などと思い巡らす。たぶん生計のためにはやっていないだろう。実際、付近にある立て看板を見ると、棚田での稲作体験のために使っているようだ。
 棚田を観て、人はどんな所でも生きていく術(すべ)を持っているものだ と感じた。こころは、今日も大吉!

2021年10月9日土曜日

良いものを見せてもらった 〜 桜開花を発見

 

 桜が咲いていた。品種は分からない。グーグルレンズで調べたが、特定できない。だが、桜の一種には間違いない。一分咲きぐらいに見える。発見場所は、寺から世知原町へ通じる道路の脇道。咲く時期を間違えたのか、はたまた今時咲く種類なのか。分からない。車を止めて しばらく 見入った。
 日蓮聖人が お生まれになった時、蓮の花が咲き、お亡くなりになった時に 桜の花が咲いたとされる。それ故に「蓮生桜滅(れんしょうおうめつ)」と称される。もうすぐ日蓮聖人の御命日のお祭り『お会式(おえしき)』が各寺で執り行われる。先立って、偶然にも脇道に入ったことで、いいものを見せてもらった。有り難い。こころは、今日も大吉!

 追記 ~ お寺に帰って桜開花の話をすると、その桜は この時期に咲く品種だそうです。秋と春に年2回咲き、今、佐々町の皿山公園では 満開だそうです。皿山公園の桜は、毎年、新聞に掲載されているようです。そうだったんだぁ。

2021年10月8日金曜日

口ずさみながら生きている 〜 ♬ まったり 急がず 焦らず

    ♬ まったり まったり まったりな 急がず焦らず 参ろうかあ〜
 NHKテレビアニメ『おじゃる丸』の主題歌。北島三郎さんが歌う。ここでの「まったり」とは、時を忘れてのんびりすること。人生、思い通りにならないことが多い。現実、のんびりも出来ないが、時には この曲を口ずさみながら生きている。
  ♬ まったり まったり まったりな 急がず焦らず 参ろうかあ ~ 
 こころは、今日も大吉!

2021年10月7日木曜日

運転が好きでない女房殿の申し出 〜 CNとDR装着


 女房殿の軽自動車にカーナビとドライブレコーダーが付いた。運転が好きでない女房殿の申し出。今まで知らない処や遠方は、友人が迎えに来るか、私が運転することが多かった。帰郷して、きっと あちらこちら行きたいところが出来たのだろう。全国的に緊急事態宣言が解除された。女房殿におかれましては、お出かけが多くなるようです。こころは、今日も大吉!

2021年10月6日水曜日

18日は、お祭り「御会式」 〜 万灯

 今月18日、日蓮聖人の御命日のお祭り「御会式(おえしき)」を執り行います。準備として御会式桜を作り、万灯を組み立てました。昔は、万灯(まんどう)を抱え太鼓を撃って町内を練り歩いていましたが、現在は諸般の事情で境内に建て飾っています。当日まで本堂に飾り、当日の天気を観て境内に飾ります。尚、日蓮聖人の御命日は10月13日。本興寺では、18日に執り行っています。
 18日は、午後1時から月例の鬼子母神祭。3時から御会式となっています。法要後に、御会式桜をお配りします。どうぞお参り下さい。こころは、今日も大吉!

2021年10月4日月曜日

近所の人たちの顔 〜 突然の花火


 昨夜8時ごろ、うたた寝していると、女房殿が「外からポンポン、ドンドン、聞こえる。何だろう?」と騒ぐ。しばらくして、「打ち上げ花火が上がっている」と知らせに来た。
 外に出ると沢山の人が集まり、花火を見上げていた。カメラを構えて空を見上げたら、ポンポン、ポンと鳴って音が消えた。最後の花火だった。
 調べたら、佐世保市なんたらフェスティバルで、市内10ヶ所から打ち上げたようだ。見たのはすぐ近くのグランドから上がったもの。最後だけ見たので感慨はない。ただ、表に人がたくさん集まっていて、近所にこんな人たちが住んでいたんだと、初めてみる顔が興味深かった。こころは、今日も大吉!